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2006年7月 2日 (日)

忙しさに埋もれないように

せっかくの土・日だったが、相変わらず一日ゆっくり休む……というような時間は取れなかった。多少なりとも休日めいた感覚は、今日、仕事が一段落した三時から二時間ほど昼寝が出来たことだろうか。

今年は特に時間が細切れで、ゆっくりと小説や詩に集中できる時間が取れない。けれども、それなりの充足感はある。ただ、ボランティアなど様々な活動をしているので、収入と言う面では、今ひとつだが…それでも食うに困っていないし、週に一度くらいは飲み歩けるのだから、それほどの不安や不満はない。吾・唯・足るを知るという感じである。

いろいろと相談を受けることがあるが、その時のアドバイスの一つとして、「ほかの困っている人を助けて上げられるような余裕を持てると良いですね」という言葉を口にすることがある。自分が大変だ、と思うあまり、そればかりを考え続けているとどんどん視野が狭くなり、広い視野で見れば簡単に見つかる解決策などもまったく見えなくなってしまうことが結構多いからである。そこで、いったん自分のことを考えるのを止めて、他者に目を向けてみる。そうすれば、自分と同じくらいに大変な人や、多分自分よりも大変であろう人の存在が浮かび上がってくる。その過程で自分自身の思考のどうどう巡りから心が救われる。「情けはひとのためならず」(「情けをかけるとその人のためにならない」という間違った意味ではなく「情けをかけたつもりが、けっきょく巡り巡って自分が助けられる」という本来の意味)、まさしく自分の心を救ってくれるのである。

忙しいという漢字は、【心】を【亡くす】と書く。他者を気遣う余裕を持てている間は、多分大丈夫なのだ。他者を支えさせてもらっている余裕に感謝しながら、忙しい毎日に負けないで、心のゆとりを失わずにやっていきたいと思う。

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