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2006年7月10日 (月)

懐かしい声

久しぶりに友のところに電話をかける。飛び込んでくる懐かしい声は、あの頃と変わらない。…いいや、もちろん変わっているのだろうが、電話の向こうの彼らは、あの頃のままのように思われる。

今宵電話で話したのは三人だが、メールとは異なり、声の中に昔と変わらぬ味わいがあり、当時の思い出が脳裏によみがえる。やはり、友は好い。

中には、四、五年は顔を合わしていないヤツもいたが、そこはそれ、時を隔てても信じられるから友だし、すぐに利害を超えてあの頃に戻れるから友なのだろう。

けれども、周りを見渡してみると、友がいることの幸せを味わえていない人たちがいる。信じて相手を待てない、時と空間を隔ててしまえは壊れてしまうような関係があちこちで見られるのである。

ケイタイにインターネット…。確かに便利な世の中にはなった。けれども、メールでのやり取りと声のやり取りではまったく感触が違う。直接鼓膜を震わすからこそよみがえる思いが存在するのである。

お互いの忙しさのために、遠方の友と直接顔を合わして話をするのは難しい年齢になってしまった自分がいる。確かに、メールのやり取りは便利である。が、たまには、少し不便な電話で、お互いの関係を楽しみたい。そんな思いを感じた夜だった。

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