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2006年9月 6日 (水)

祝! 男児誕生

皇室でおよそ40年ぶりに男児が誕生した。おめでたいことだと素直に思う。けれども、この半年ほどのニュース報道については、今ひとつ釈然としないものがある。日本の医療技術からすれば、当然、生まれてくるのが男子であることはわかっていたはずである。加えて、あれ程騒いでいた「皇室典範改正」の話も、いつの間にかどこかに消えてしまった。良いのだろうかと思う。

象徴天皇制の下で、天皇や皇族の公務は本当に大変だと思う。ある意味では、われわれ日本国民は、象徴天皇制を天皇陛下と皇族の皆様に押し付け、職業選択の自由やプライバシーの権利などの多くの人権を奪っているのである。そして、この報道騒ぎからすれば、今日生まれた新しい命にも、われわれ日本国民は何も考えることなく、象徴天皇制を押しつけ続けるのだろうか。戦後のシステムからすれば、この後また同じことが繰り返される可能性は小さくない。それで良いのだろうか。

天皇陛下も皇族の方々も、激務をこなしながらも、正常なバランス感覚を失わず、時には行き過ぎたお調子者たちの愚かな発言をさりげなくたしなめたり、行動によってさりげなく意思を伝えようとしたりされておられる。が、それを理解しないお調子者や「愛国心」を口にしながらも実は他国の利益のために奔走する売国奴が跋扈する政治環境の中で、本当に苦労されておられることを感じてしまう。

私たちは、まだこれからも皇室システムに甘え、天皇陛下をはじめ皇室の皆様の人権を制限し続けていく選択を、何も考えないままに続けてしまって良いのだろうか。

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