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2006年9月 9日 (土)

美辞麗句ではなく

自民党の総裁選がスタートした。下馬評では安倍氏の当確、という声が高いが、美辞麗句を並べ立てるだけで、具体的な方向が見えてこない。

特に、憲法・教育基本法に関して言えば、安倍氏は「改正」の急先鋒だが、違憲の疑いの強い靖国神社参拝など、今まで守らずになし崩しにしてきた大切な国民や他国への約束を、自分たちに都合が悪いから変えようとしている、としか見えない。しかも、その変更によって国民の幸福が増進されるのであればともかく、あくまでもアメリカのほんの一握りの人々の利益が高まるだけの変更である。

仕事柄、教育関係に詳しいが、何度か書いている通り、多くの先進国がすでに実現している20人学級を導入するだけで状況はかなり改善される。それは、現行の教育基本法に規定されている「教育の条件整備」に過ぎない。それすらもせずに、「徳目」や「愛国心」を押しつけても状況は改善されるどころか、悪化するだけだろう。蛇足ながらついでに付け加えると、実はこれは、「教育にお金はかけません」と言っているのに等しい。実際に教育予算は削られ続けている。人材育成こそが資源のない日本の生き残る道なのに、それをないがしろにし続けているのである。

必要なのは、美辞麗句ではない。実際に、何を行ってきたのか。そして、これから何を行うつもりなのか。それを見極めて【選択】をしなければ……と思う。

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