« 壁から逃げないで… | トップページ | 選挙の不平等 »

2006年10月 4日 (水)

鬼への想い

今、鬼が主人公の童話を連載している【まい・ぺん・らい】(http://maipenrai.noblog.net/)のアクセス数が今日の時点で5,000を越えた。特に、この一週間くらいはアクセスも多いので、この童話がけっこう好評なのかも知れない。

が、この作品に限らず、詩や他の童話でも鬼を扱った作品はけっこうある。文学に関わっていく中で、その異質性・異形性に心惹かれるものがあるからだ。本を読むだけでは飽き足らず、詩や童話や小説を書き始めて20年ほど経つが、その過程で感性が磨かれて、少し他の人と違って視点を持てたり、他の人が気づかないことに目がいったりするようになってきた。これも、1つの異質性である。

だから、いろいろな集団の中で活動しているが、基本的に異質であること、周辺部にいることができる場合は、けっこう居心地が良かったりする。そして、異質性を許容できる深さを持つ集団は信頼できるし、安心もできる。そうした自分自身の感覚が、鬼への想いを生み出しているのかもしれない。

が、最近、周りを見回してみると、異質な存在に対してすぐに排除の方向に走りたがる傾向が強まっているように感じられる。それは、そうした集団の余裕のなさや力量不足、暴走の危険性を見るバロメーターになるのだが、当然、当事者たちはそれに気づかない。例えば、日本の社会……。とても、危険な兆候だと思う。

|

« 壁から逃げないで… | トップページ | 選挙の不平等 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/120394/3687841

この記事へのトラックバック一覧です: 鬼への想い:

« 壁から逃げないで… | トップページ | 選挙の不平等 »