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2006年11月25日 (土)

Birth…記憶の棘(とげ)

忙しい時間の合間を縫って、久しぶりに映画館に行った。ニコール・キッドマン主演のその映画は「Birth」邦題は「記憶の棘」である。2時間ほどの上映時間を、まったく時間のことを忘れて見入ってしまった。久しぶりの味わい深い時間であった。

再婚を間近にひかえたアナ(ニコール・キッドマン)の前に1人の少年が現れる。彼は、アナの死んだ夫であると主張し、二人しか知らない事実を次々に語り始める。彼は、本当に死んだ夫の生まれ変わりなのか…。最初はイタズラだと思っていたアナの心は揺れはじめ、やがて……。

作品のストリーを語るのはこの程度にしておきたいが、永遠の愛を信じたいと思う人はけっこう多いだろう。けれども、それがはかない夢や幻想であると現実の恋愛の中で嫌と言うほど思い知らされる人もまた、それに劣らずたくさんいるに違いない。それでも、永遠の愛を信じたい。私自身も、時々そう思うことがある。だが、諸行無常は世の習い。その一瞬は永遠と感じる想いも、時として移ろい、消えてしまうこともある。それでも、永遠を感じる一瞬は、真実の想いなのだろう。

そして、輪廻転生。もう一度生まれ変わって愛する人の前に…というのはいかにもご都合主義だが、相手への想いが強ければ強いほどそう願わずにいられない部分もあるだろう。仏教的な考え方から見れば、それは悪い意味での執着につながりかねない想いでもある。しかし、それも含めて人間の強さであり、また弱さでもあるのだと思う。

そうした強さと弱さを抱えながら、人は生きていく。どうすることも出来ない想い、そして、いやそれゆえにお互いを支えようとする愛がある。それを信じて生きていきたい…そんな気持ちになったひとときであった。

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コメント

とても感慨深い思いのする映画のようですね。「愛」をテーマにした映画は山ほどありますが、永遠の愛を語る作品は少ないですね。
うちら夫婦に当て嵌めてみて「永遠」に愛を維持継続できるのかどうか? それはなんとも言えません。以前TACさんも仰っていましたが、今を精一杯生きることで後日悔いの無いようにすることが大切であって、それが「永遠」に繋がるのかどうかは結果論かもしれません。だから今の生活を大切にしてゆきたいと思います(^_^)v

投稿: うるとらの音 | 2006年11月26日 (日) 20時20分

紅葉もいいでしょうが、たまには映画館で映画もいいものですよ。やはり、家で見るビデオとはちがいますから。

一時期は、月に4回以上は見に行ってました。今年はまだ5,6回しか行ってません。ゆっくり映画を楽しむ時間が欲しいですね。

投稿: TAC | 2006年11月26日 (日) 21時04分

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