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2006年11月26日 (日)

ステップを刻んで

午後、何人かの人々と教育に関わる話をした。一度、大きくつまづいて動けなくなったときどうするか。最近は、よくある話である。まじめな性格だと、すべてを一気に取り戻そうと焦り、やらなければならないことの多さに途方にくれ、絶望してしまう…といった例も少なくない。けれども、そこで小さくステップを刻み、続けていけるようにサポートしてやると少しずつ進んでいきやすくなる。

これは何も勉強だけの話に限らない。そして、子どもたちだけではなく大人も同じである。怪我や病気で長く休んでしまった場合、取り戻さなければならない勉強の全量ばかりに注目してしまうと気力がなえてしまうかもしれない。が、とりあえず今出来そうなことから始め、毎日(あるいは毎週)きちんと続けていくことに意識を集中して努力を重ねていくと、しばらくして振り返れば、けっこうやれるようになった事実に気づいたりする。そこから自信も生まれてくるし、その自信に支えられてさらに努力も続けやすくなる。

まずは、ステップを刻もう。続かなければ、計画したステップが高すぎたということだから、少しステップを低くして、もう一度刻みなおしてみよう。当事者も、周りでサポートする人々もこう意識するだけで、少しずつ現実を変化させていくことが出来る。

最初、その変化は本当にわずかなものかもしれない。けれども、続けることで、時間を重ねることで変化は目に見えるようになってくる。そして、その過程で自信と実力も育っていく。信じて続けること…これが大切なのである。

まずは、続けられそうなステップをイメージし、それを少しずつ刻んでいこう。変化は、そこから生まれる。

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