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2006年11月20日 (月)

哀しさや辛さを胸に…

突然、知人から四字熟語を2回続けて聞かれたことがあった。まず、起承転結、そして諸行無常と答えた。後で解説を聞くと、1つ目が人生観を2つ目が恋愛観を表すという。起承転結については、もっとカッコいい言葉を言えばよかった、とも思ったが、諸行無常については思わず苦笑してしまった。何となく納得してしまったからである。

一応、中年と呼ばれる範疇の年齢なので、それなりに恋愛経験はある。まあ、バツイチでもあることだし、それなりにシンドイ恋愛も経験している。それでも、基本的に後悔に満ちた恋愛の記憶はない。

確かに、あの時ああしておけば、とか、あそこであんなことを言わなければ…と思ったことはたくさんある。けれども、そうした言動のすべてが、その時点の「自分」の精一杯だったのではないか…と思えるからである。

どんなに努力をしても、哀しさや辛さ、苦しみを感じないですむ恋愛など存在しない。恋愛が、他の関係よりも深い人間関係を新しく作っていくものである以上、それは仕方のないことなのである。

だから、今の自分の精一杯が相手に対して出来ているか…ということを自分自身の心に問う。精一杯であれば、辛いことも苦しいこともある。そして、それでも力が及ばないときは哀しい。けれども、その辛さや苦しさや哀しみは、きちんと自分の心で受け止めていかなければならない。それは、相手を受け止めることと同じなのだから。

その上で、別れが来るのなら、それも運命なのだろう。精一杯努力をしたという実感があれば、多少時間は必要になるだろうが、それはそれとして受け入れられるだろうし、また新しい人生を歩いていけるだろう。これまでもそうだったのだから、これからもそうであると信じて生きたいものである。

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コメント

悔いの無いよう、精一杯努力する。恋愛もそうなんですね。僕もバツイチであって、TACさんの仰ることが良く分かります。ただ僕の場合は、悔いの残る恋愛でした。つまりは努力が足りなかったのでしょう。この反省から現在は精一杯やってるつもりですが、現在進行形だと自分の努力具合が正確に把握できないものですね。ま、あまり気にせず今を精一杯生きていれば後日に悔いを残さないということなのでしょう。
良いお話しをありがとうございました(^_^)

投稿: うるとらの音 | 2006年11月21日 (火) 23時11分

FEENには「I'll do my best, after まい・ぺん・らい」と良く言います。半分、きょとんとしています。

結局、やれなかったことも含めて、その時点の自分の力量だったと考えるしかないのだと思います。その上で、「今」何ができるのか。過去にとらわれすぎて現在や未来をおろそかにするよりも、過去を未来に生かすための努力を、現在の時点でしていければ…と思います。

投稿: TAC | 2006年11月21日 (火) 23時40分

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