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2006年12月23日 (土)

もう施行!? 改悪・教育基本法

改悪・教育基本法が22日に早々と施行された。憲法に規定されている教育を受ける側の権利としての義務教育の思想との齟齬、旭川学テ判決の国の教育権の制限、子どもの権利条約との齟齬は放置されたままである。もっとも、現状では関連法案の整備がなされていないので、直接現場に変化を強要する手立てに乏しい現実はあるのだが……。

ただ、強行採決をしたとしても、国民への周知徹底の義務を当然のことながら政府・与党は持つことになる。機会のある毎に矛盾を追及し、教育基本法の「再改正」の環境づくりをしていく必要があるだろう。それは、強行採決を許してしまった野党の責任でもある。特に社民党などは、平和を守る政策戦略の一環として教育基本法の「再改正」を考え、試案を準備することは党勢の巻き返しのためにはそれなりに有効に機能するのではないか…という気がしないでもない。攻めの姿勢はやはりものごとを動かす。その意味では、教育基本法に対しては、攻守が逆転しているのだ。それをチャンスとして活かすことが出来るように力を結集していけると良いと思う。

政府・与党の拙速は、この改悪・教育基本法の問題点を良く知っているからだと思う。だから、なるべくこの問題を早く忘れてもらいたいと考えているに違いない。だからこそ、ひっそりと、けれども素早く施行したのだろう。最近の政府・与党や官僚たちは、相手が法律を知らない…と判断すると、平気で人権侵害や不法行為をする。このブログでも以前に入管や検察の悪行を紹介しているが、今回の改悪・教育基本法がらみでも、今後、多くの問題が起きてくるに違いない。我々は、主権者である国民として、それを注意深く見つめていかなければならないと思う。

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