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2006年12月17日 (日)

言葉を大切に

国会の議論などでも感じることだが、最近は、言葉を大切にしていない人が増えているようだ。相手が子どもだろうと、自分よりも若い人であろうと、老人であろうと、一人前の人間であれば、自ら口にした言葉に責任を持つべきだろう。

間違ったことを口にしたら素直に謝ればいいし、知らないことは「知らないので教えて欲しい」とか「知らないから、また調べてくる」という形で対応すれば良い。それは、決して恥ずかしいことではないし、またそれによって本当の意味での権威や信頼感がなくなる訳ではない。返って、嘘を言う人ではない…と印象を持たれるようになり、発する言葉への信頼感が増すことにもつながるのである。

そして、口にしたことはきちんと実行する。あるいは、実行できなくても、最低限、実現のために最大限の努力をする。それが大切だろう。それによって、発する言葉に重みが加わり、尊敬や信頼を集めることにもなる。

ところが、最近の国会の様子や政府・与党の答弁、首相をはじめとする人々の言動はどうだろう。嘘とごまかしばかりで、権威や信頼感は感じられない。本人たちにとっても不幸なことだが、一般の国民はもっと不幸である。

やろうとすることを発言しなかったり、訊ねられたことに対してきちんと答えず沈黙したりごまかしたりするようでは、言霊という形で言葉を大切にしてきた美しい日本の伝統にも反する。上に立つものが率先して、言葉を大切にするべきだろう。

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