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2006年12月 8日 (金)

太平洋戦争開戦の日に…

12月8日…多少なりとも歴史を気にする人であれば、今日が太平洋戦争開戦/真珠湾攻撃の当日であることを知っている人は多いだろう。子どもの頃は、ゼロ戦(零式艦上戦闘機)が好きで、その関連の本を何冊もむさぼり読んだものである。だから、いまだに写真や絵を見れば「これは32型だ」「これは52型だ」などと解説を見なくても判断できる。

が、実際にそのゼロ戦の存在によって失われた命がたくさんある。アメリカにも、中国にも、フィリピンにも、日本にも…。戦っていた相手国の国民はあるいは撃たれ、あるいは護衛された爆撃機の落とす爆弾によって殺されただろうし、また戦争の末期には、菊水作戦などとても「作戦」とは呼べない【特攻】によって、多くの若い命がむざむざ死に追いやられてしまった。

この戦争によって多くのものが失われたが、今の日本の政治を見ていると、政権担当者たちは真摯にこの戦争の歴史に学んでいないように思われる。講和の目途もなく、無鉄砲に戦争をはじめ暴走した軍部…。同じように経済や外交の失敗に目をつぶり、方向転換が出来ないままズルズルと国民を傷つけ、国家財政を破綻させようとする「政策」が続いていく。

美しい国、伝統、そういったものを口にするのであれば、まず真摯に歴史に学ぶ必要がある。いじめた本人は忘れてもいじめられた被害者は決してそれを忘れない。日本人が広島や長崎、沖縄を忘れないように、中国の人々は重慶の無差別爆撃や南京での虐殺を忘れないのだ。

1941年と言えば、もう65年も前のことである。けれども、ある意味ではまだ65年しかたっていないのだ。今日は、少し太平洋戦争のことを思い出したいものである。

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