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2007年2月 1日 (木)

「銀河子守唄」…宇宙海賊キャプテンハーロックより

TV版《宇宙海賊キャプテンハーロック》の34話「銀河子守唄」は、キャプテンハーロックのアニメの中でも、特に好きな作品の一つである。プレイコミック版の原作マンガには1ページの中の台詞にしか登場しないハーロックの親友トチローとエメラルダス(TV版のこのシリーズではエメラーダ)の一人娘大山まゆ。この34話では、マゾーンにさらわれたまゆをハーロックが仲間と共に取り戻すのだが……。

このマンガ版には登場しない少女・大山まゆは、ハーロックが命がけで守ろうとするものの象徴だが、それは決して国ではない。未来なのだ。だからこそ、地球政府と敵対し、犯罪者として追われていても、まゆの暮らす地球を守るためにハーロックとアルカディア号の仲間たちは強敵マゾーンと戦い続ける。

この34話に使われている音楽の中で特に好きなものが「まゆのテーマ」とこの34話の題にもなっている「銀河子守唄」である。

まゆのテーマは、まゆがオカリナで吹き続けている曲なのだがどこか哀愁を帯びたそのメロディーは放映(1978年)から30年近く経った今でも心に残っており、携帯電話のメールの着信音にしている。このオカリナの音をアルカディア号の心となったトチローが追って、まゆのもとに辿り着くのである。

「銀河子守唄」は「星の子守唄」の記事でも触れたが、さらわれた恐怖のせいで眠らずにオカリナを吹き続けるまゆを眠らせるためにアルカディア号=トチローが歌う子守唄のシーンに流れる。トチローの歌によって、まゆもようやく眠りにつくのである。その使われ方はもちろん、その歌詞からも、父親の子守唄として相応しいものである。そして、このたった1回使われただけの挿入歌を30年近くたった今も歌うことができる。残念ながらカラオケには入っていないが……。

ストリーはもちろん、その中に使われている音楽も印象的な作品。わずか30分ほどの話だが、松本零士アニメの中でもおススメの逸品と言えよう。

 

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コメント

『キャプテンハーロック』、僕にとっても懐かしい作品です。その中でも第34話は僕も印象に残ってます。今でもトチロー(アルカディア号)とまゆの息づかいがリアルに思い出されます。
『キャプテンハーロック』全般を通して、真の優しさとは何なのか? 何の為に戦うのか? という問題提起は、現在の荒廃した社会に一石を投じるに相応しい内容のように感じます。
こちらの記事で、また心が洗われた気分です。有難うございます(^_^)

投稿: うるとらの音 | 2007年2月 1日 (木) 23時32分

いらっしゃいませ。今現在の日本では、実際に武器を持って戦うことはまずないですが、「言葉の戦場」は、そこかしこにありますものね。ただ、武士道精神を持って、正々堂々とやるのが基本だと思います。卑怯な人間、増えてますよね。

実は、「銀河子守唄」は、我がCDコレクションの中にちゃっかりあります。オープニングやエンディングも歌っている水木一郎が歌っています。この間奏に「まゆのテーマ」も入っていて、たまに聞くと、とても優しい気持ちになれます。

でも、男の歌える子守唄って少ないですよね。

投稿: TAC | 2007年2月 2日 (金) 01時06分

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