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2007年2月 6日 (火)

夢をたどって…小室みつ子のアルバムから

TMN(TM network)に多くの詞を提供している小室みつ子が、あまり有名ではなかったアイドル(?)時代に出したアルバム【見知らぬ恋人】の中に《夢をたどって… I've never been to me》という歌がある。もともとはシャーリーンという歌手が歌ってアメリカでヒットした歌(日本では「愛はかげろうのように」という題名でも知られている。歌詞はもちろん英語)をそのままのイメージで小室みつ子自身が訳したものである。

ところが、日本においては、そのメロディー自体を生かして椎名恵が《LOVE IS ALL~愛を聴かせて~》という歌にしてヒットさせたので、どうしてもこちらのイメージが強い。例えば、カラオケで探しても「LOVE IS ALL」や「愛はかげろうのように」はあっても、「夢をたどって」はない。もちろん、シャーリーンのオリジナルは素晴らしいし、それとはまったくかけ離れた歌詞であえて歌った椎名恵の歌も、椎名の澄んだ高い声とあいまってきれいな仕上がりになっている。

けれども、歌として聞いた場合には歌唱力や声の質の差でオリジナルや椎名には水をあけられるにしても、その詞はなかなか味わいが深く、よくできている。例えば、今は亡き本田美奈子などにこの歌詞で歌ってもらったりしたら、さぞ、すばらしい【歌】になったであろうと思う。椎名恵の「LOVE IS ALL」は結婚を前にした女性の想いを伸びやかに歌い上げているが、シャーリーンのオリジナルの歌詞は様々な恋の遍歴を繰り返し華やかに見られながらも心に孤独を抱えた女性の思いをしっとりと描き切った見事な作品であり、「夢をたどって…」はそのイメージを忠実に活かしながらも小室自身の感性によって、また違った味わいを持つ歌詞に仕上げている。

その味わいがなんとも言えず好きなので、カラオケに行ったときには、時々「LOVE IS ALL」を入れて「夢をたどって…」の歌詞で歌う…などということもしたりする。できれば高い声のつやのある上手な歌手が歌っているのを聞きたいのだが、なかなかそうもいかない。残念な限りである。

だが、歌詞は、その時点での小室みつ子の歌唱力の未熟さを補ってあまりある見事な出来ばえであり、時々、思い出したように聞きたくなる歌の1つとなっている。今日は、久しぶりに小室みつ子のアルバムでも聞いてみようか……。

 

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