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2007年3月14日 (水)

桜井の決別…正成を描く歌

明治期に作られた唱歌のの1つに「桜井の決別」という歌がある。終戦前に子ども時代を過ごした年配の方は「青葉しげれる桜井の…」で始まる冒頭のフレーズを聞けば、「ああ、あの歌か…」と記憶がよみがえるかも知れない。

この歌は、湊川の合戦を前にして、出陣しようとする楠木正成が、息子の楠木正行(まさつら)に別れを告げる場面を歌にしたものである。原曲は、長調になっているが、短調で歌うといっそう雰囲気が出る。正成は死を覚悟し、息子を帰そうとする。正行は、父と一緒に行くことを望むが、正成に説得されて帰っていく。父親として、負け戦は目に見えている戦いに息子を同行させたくない…という気持ちである。そしてもう1つ、故郷に残る楠木一族をまとめる存在として、正行が生き残る意味は大きいとも考えてのことだろう。

割とコード進行も簡単な歌だったので、ギターを覚えた頃からギター片手に歌っていたこともあったが、一度、さとう宗幸が、やはりギターの弾き語りでこの歌を歌っているのを聞いて驚いた記憶がある。3番以降の歌詞については、天皇制賛美が露骨な部分もあるのであまり好きではないが、特に別れをしっとりと歌っている2番の歌詞は大好きである。

 

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コメント

私は戦後、しかも高度成長時代の子ですが(TACさんもでしょう?)この歌は知っていますよ。私たち夫婦の住む高槻市って、この歌の舞台となった場所と遠くないんじゃなかったでしたっけ?はっきりと思い出せないのですが、どこだったのか...でもサントリーの工場がある山崎辺りじゃなかったでしたっけ?勘違いならすみません。今晩かなり疲れているので、ゆっくり寝て明日もう一度じっくり思い出してコメントします。おやすみなさい。

投稿: アサヒ | 2007年3月14日 (水) 22時34分

近鉄の駅で大和八木の近くに桜井はありますね。

それにしても、この歌は明治32年のもので、落合直文が作詞、奥山朝恭が作曲ですから、100年以上も前の歌なんですが……。

私は、800歳の宇宙人(笑)だから知ってますが、アサヒさんは、どうしてこんな古い歌を知ってるんですか? 驚きですねぇ。

投稿: TAC | 2007年3月15日 (木) 01時02分

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