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2007年3月11日 (日)

世界最速のインディアン…映画の楽しさ

およそ4ヵ月ぶり…つまり、今年になって初めて映画館で見た映画は「世界最速のインディアン」だった。たまたま、時間がちょうど良いということで入った映画ではあるが、実話をもとにして丁寧に作られたその映画は1シーン、1シーンがおもしろく、また感動的でもあった。

ニュージーランドのインバカーギルという小さな町で暮らす主人公のバート。インディアンという古いバイクを自分で改造して、ひたすらスピードを追及し、アメリカのボンヌブルで世界記録を出すことを夢見ている年金暮らしの元気な老人である。だが、心臓の発作で病院に運ばれた後、一念発起をして、家を抵当に入れて借金をしバイク仲間たちのカンパにも助けられて渡米する。

ところが、ロスに上陸してからボンヌブルにたどり着くまでトラブルの連続。けれども、陽気なバイク一筋のこの老人に、次々に協力者が現れて、彼を助けてくれる。彼の人当たりの良さと、バイクの技術、そして様々なものを利用し、工夫をし、精一杯努力をして目的を達しようとするバイタリティーに、出会った人々が魅力を感じ、ついつい手助けをしてしまうという感じなのである。バートは、まさしく愛すべきバイク狂である。

このバートを演じるのはアンソニー・ポプキンス。「羊たちの沈黙」でのハンニバル・レクター役は印象深いが、このバート・マンロー役は、心底楽しんでいるような印象を受ける。そしてまた、見ていて楽しい。

だが、ボンヌブルにたどり着いたバートは……。そこでバートは事前申し込みをしてなかったことや古いバイクのためにパラシュートの装備といったような安全基準が出場条件を満たしていないことを理由に出場そのものを拒否される、という最大のトラブルに巻き込まれる。が、彼の人柄と真摯な取り組みの姿勢はボンヌブルに集まった人々の心をとらえ、多くの人々の支持と支援を受けて出場を果たし、最速の記録を樹立する。胸をうつ感動の映画であり、見ていて楽しく、見終わった後元気になる。この映画は、そんな珠玉の名作である。

 

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