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2007年3月18日 (日)

ウルトラセブン印象記…盗まれたウルトラ・アイ

最初のウルトラセブンのシリーズの中に、怪獣や異形の宇宙人などが登場しない話がある。それが、今回とりあげる「盗まれたウルトラ・アイ」である。モロボシ・ダンがウルトラ・アイを盗まれたり紛失したりする話はいくつかある。例えば、エレキングと戦う「湖のひみつ」ではピット星人に盗まれるし、ポール星人とガンダーの登場する「零下140度の対決」では基地へ帰還する途中で雪の中にウルトラ・アイを落としてしまう。

だが、「盗まれたウルトラ・アイ」で、ダンからウルトラ・アイを盗むのは、地球人と同じ姿をしたマゼラン星人のマヤであり、彼女を支援する怪獣なども登場しない。マゼラン星人たちはマヤから送られた連絡によって地球を「狂った星」と判断し、恒星間弾道弾を発射して地球を破壊しようとする。

マヤは母星からの迎えを信じて「迎えはまだか」と連絡し続けるが、その返事は「迎えは出せない」だった。母なる星に裏切られた少女は、ダンにウルトラ・アイを返し、ウルトラセブンが恒星間弾道弾を破壊に行っている間に自殺してしまう。

信じていたものに裏切られる辛さや悲しみはよくわかる。だが、今の地球の現実と人類の歴史を考えれば、時として、国は国民を裏切る事件は少なくない。その意味で、国を信じることができたマヤは純粋なのかもしれない。だが、その信頼を裏切られた時、マヤの純粋さは弱さへと変わってしまった。それがまた哀しい。

セブンのアクションシーンはないが、しっとりと胸に残るエピソードである。

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コメント

ところで、TACさんって、超獣攻撃部隊・TACからネーミングされたのですか?TACさんのコレクション写真を拝見して、なぜかこのお名前が気になった私です。今週末でしたよね、私のブログでお話されていたこと。楽しい週末を過ごされたことを期待いたします。

投稿: アサヒ | 2007年3月18日 (日) 21時34分

ウルトラマンAのTACはもちろん知ってますが、好みとしてはTDFウルトラ警備隊の方が好きですね。制服や武器、メカのデザインが今ひとつでしたから。
ただ、仲の良い連中の呼び方があって、それをからめてTACを使ってます。
土~月は特に仕事の今年度最後のヤマになっていて、ちょっとゆったりする暇はないですねぇ。

投稿: TAC | 2007年3月19日 (月) 03時03分

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