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2007年3月21日 (水)

紅の豚…男たちの願望

子どもっぽい冒険心と自由、そしてケンカしたりふざけあったりできる馴染みの奴ら…そんなものを堪能しながらも、安心して帰っていける存在があること…大人の男たちは、ひょっとすると、そんな願望を持ちながら日々を送っていないだろうか。

ところが、現実は、仕事に追われて冒険心も自由も遠い存在となり、疲れた自分をパートナーが優しく受け入れてくれるわけでもない。そして、身も心もクタクタになってしまう。現代社会とは、そんなものなのだ…とため息をつきながら、軽くビールを飲んで。そんな日々が続く中で、年老いてしまっていないだろうか。

そんな日々と正反対の男がいる。賞金稼ぎの飛行艇のりの豚ヤロウ…ポルコ・ロッソである。第二次世界大戦前の少しキナ臭い雰囲気の漂い始めたイタリア。凄腕の飛行艇乗りでありながら、自ら魔法で豚となったポルコはアドリア海を舞台に、自由でハチャメチャな日々を謳歌する。勝手気ままに生きているようでも、彼には帰っていける人がいる。マダム・ジーナ。アドリア海の飛行艇乗りたちの憧れであり、ポルコの幼馴染で、しかも未亡人。そして、ジーナの亡くなった夫たちは、ポルコの親友たちだったのだろう。

だからこそ、不器用に接するポルコをジーナは温かく見守る。それなりの腕があり、こういう理解者がいてくれたら、男は安心して冒険ができるし、自由に生きていける。男の理想郷と言えるかもしれない。

だが、現実は、そうはいかない。おもしろくもない日々の仕事は山のようにあるし、女房殿だって疲れている。時には愚痴も聞かなければならないし、感情をぶつけられたりもする。それすらなくなってしまったら、もう夫婦・家庭は崩壊するかもしれない。せめて、映画の中でも、自由に包まれ、マダム・ジーナ(加藤登紀子)の歌に包まれていたいと思う。

 

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コメント

今日実はブログに他の記事を書くつもりで書き出したのですが、どうしても前に進まず途中で没にしました。
昔の男のことです。この前夢に出て来たのです。痩せてやつれて、そして泣いていました。なんで泣くの?って聞くと、なぜか泣けて、でも男だから涙は見せられないって、昔よく彼が困った時に言った台詞そのままを夢の中で言ったのです。
私は彼にとってずっとマダムジーナでした。彼は昔のようにマダムジーナに何かを話したかったのかもしれません。せめて夢の中でも私に話を聞いてもらいたかったのでしょう。
明日一度メールを送ってみます。夢を見てからずっと気になっている私です。

投稿: アサヒ | 2007年3月21日 (水) 23時16分

女だって、マダム・ジーナのように包んでくれる男が欲しいんですよね、多分。時々、愚痴を聞かされることってありますから。

だから、本当は、お互いに交代でマダム・ジーナをしてあげるといいのでしょう。でも、自分はマダム・ジーナしてもらいたいけど、相手にはそこまで気が回らない人間っています。それは、男でも女でも同じですね。若い場合はある程度仕方がないですが、ある程度年齢を重ねたら、その辺りをわかって上げられる自分でいたいものです。

投稿: TAC | 2007年3月22日 (木) 00時10分

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ジブリアニメの傑作の「紅の豚」についてのブログです。男達のロマンを描く珍しいジブリを堪能しましょう。 [続きを読む]

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