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2007年4月11日 (水)

瀬戸の子守唄…子どもへの思い

高石ともやとザ・ナターシャー・セブンの「フィールド・フォークvol.1」というアルバムの中に「瀬戸の子守唄」という歌がある。瀬戸とは、陶磁器で有名な瀬戸であり、陶磁器を焼く仕事の合間に子どもを寝かしつけようとする親の温かさと仕事のきびしさが伝わってくる詞が胸に響く。

「ねこなし ねこなし…」という言葉が4番まである歌詞のサビの部分で繰り返されるが、意味はもちろん「ネコがいない」ではなく、「眠らないで」という意味になる。鉢や皿を寝ずに登り窯で焼きあげる厳しい仕事。けれども、そこに働く人々の働くことに対する喜びや誇りも伝わってくる。だから、子どもがおきたら窯の火や登り窯を見せてやろうと歌うし、焼き上げた鉢や皿が売れたら、お菓子屋さんをまるごと買ってやろう…などという豪快な話になってくる。

どんな仕事も、それなりに大変である。けれども、誇りを持ってできるやりがいのある仕事で家計を支え、家族を守り、子どもを慈しみながら育てていこうとする素朴な思いがこの歌から伝わってくる。そのあったかさが、たまらなく好きである。

 

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コメント

誇りを持てる仕事。以前は私も仕事に誇りを持っていました。みんなが羨む存在で、自分自身も一生独身でも構わない。この仕事が生き甲斐と頑張って来ました。しかしそれを奪われたとき、気づいたら私には仕事以外には何もなかったのです。途方にくれていた時に会ったのが旦那。でも旦那との結婚は仕事との引き換えだったようで、以降私には職運はまったくありません。専業主婦として永久就職したわけですね。それだって大事な仕事の一つ。誇りもってこの仕事をこなし旦那を守っていかなくては。

投稿: アサヒ | 2007年4月11日 (水) 23時45分

働く人々が仕事に誇りを持つ…という状況は、多分、暴走資本主義(英米式グローバル資本主義)には都合が悪いのでしょうね。労働者の取替えや使い捨てがきかなくなりますから。だから、賃金を安くして、さらに「派遣」などによって取替えの聞く形を拡大することで仕事に対する誇りを奪おうとするのかもしれません。

ただ、企業でお金を稼ぐものだけが人間にとっての「仕事」という訳ではないので、人生における仕事の意味をあらためてとらえなおしてみることも大切だと思います。

投稿: TAC | 2007年4月12日 (木) 23時09分

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