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2007年5月22日 (火)

天空の城ラピュタ…少年の夢と国家の欲望

《天空の城ラピュタ》は、スタジオ・ジブリ/宮崎駿監督作品の中でも三本の指に入る大好きな作品である。だが、早いもので、もう20年も前の作品になっている。それほど以前の作品ではあるが、何度見ても古さを感じさせない楽しい作品である。

ラピュタが楽しいのは、少年の夢と冒険を素直に描いているところにある。主人公パズーは少女シータと出会い、冒険の旅に出る。ところが、シータの持つ飛行石のペンダントを狙って海賊ドーラ一家と軍が動き出す。ドーラ一家の方は、海賊としてまじめに宝物を狙っての行動だが、軍、特に情報部のムスカの方は、古代ラピュタ帝国の超化学兵器が目的だった。

最初、パズーは単純にラピュタの実在を確かめることが冒険の目的だった。だが、シータと関わりの中で、ラピュタの様々な秘密に触れてしまい、ムスカや国家の欲望からラピュタを守るためにシータと行動を共にする。結果としてムスカの野望は粉砕され、最大の秘密、巨大な飛行石は大樹と共に大空に消えていく。

軍事力は、決して幸福につながる訳ではない。心底楽しめる冒険アニメの中にも、そんなささやかな思いが込められている。だが、現在の世界は未だ戦禍が絶えず、日本でも、「愛国心」を他者に強要する「売国奴」が、戦争の準備に余念がない。素直に、少年の夢を楽しめるような日本を守れるように、少しでもやれることを重ねて行きたいと思う。

 

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コメント

「天空の城ラピュタ」、懐かしいですね。宮崎駿監督作品の中で、「風の谷のナウシカ」と並んで大好きな映画です。最後の破壊の言葉「バルス」は一生忘れられません(笑

投稿: うるとらの音 | 2007年5月23日 (水) 21時14分

エンディングの井上杏美の歌も好きで、あの透き通った声が何とも言えませんね。「ナウシカ」は原作マンガを読んでしまっているので、映画の方は、今ひとつ物足らない気がしています。宮崎作品では、「もののけ姫」が一番好きですね。

投稿: TAC | 2007年5月24日 (木) 00時11分

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