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2007年5月 5日 (土)

W3(ワンダー・スリー)…平和への思い

手塚治虫のマンガに【W3/ワンダー・スリー】という作品がある。白黒の時代にアニメ化もされたが、ジャズ・テイストの主題歌はとても印象深く、今でも口ずさむことができる。ウサギとカモと馬に化けた宇宙人ボッコ、ブッコ、ノッコの3人が、地球の1人の少年星真一と共に、日本の小さな村から世界中をまたにかけて様々な冒険をする話である。TVを見ていた頃の記憶では、馬のノッコがその辺のガラクタをもとに作ってしまう巨大なタイヤの乗り物《ビッグ・ローリー》が特に印象に残っている。

このW3は、実は、銀河連盟から派遣された優秀なパトロール隊員であり、その使命は、地球を調査し、その結果地球が好戦的で危険な星であると判断されたら、持参した反陽子爆弾で地球を破壊することであった。だが、W3の報告を検討した銀河連盟が地球は好戦的でありは解すべきだと判断したにもかかわらず、W3は地球を破壊せずに帰ってしまう。真一との交流の中で、人間に希望を感じたからである。

その際に、W3は、宇宙人が反陽子爆弾を地球の中心に置いていった…と嘘をつくように真一にアドバイスする。その結果、世界の国々は、反陽子爆弾を取り除くために協力しようとして争いを止める…という結末である。何とも、頼りない結末である。爆弾に脅されなければ、平和は達成できない…ということが哀しい。

だが、今の世界はどうだろう。W3は1960年代の世界という設定である。それから40年は経過しているにも関わらず、世界平和は実現されておらず、戦火と貧困の中で、多くの人々が命を落としている。手塚治虫の平和への願いは、未だに実現されていない。

 

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