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2007年6月21日 (木)

教育3法案の強行採決…現場無視の愚行

またまた政府・与党の暴走・愚行が重ねられた。教育3法案の強行採決である。確かに、教育現場は荒廃している。けれども、教育予算は削られ続け、教師は子どもへの対応や自主研修にあてる時間を削られ続けている…という、現場ではいかんともし難い環境整備の責任(それは当然、文部科学省や政府・与党に帰するものなのだが…)には無反省のままである。

不登校・ひきこもり問題との関わりで家族に対してよく「先進国で20人学級を実現していないのは日本だけであり、30人学級を実現すれば状況はかなり変わる」ということを口にする。実際、犬山市は教育委員会の努力で30人学級を実現し、それなりに効果をあげているのである。逆に言えば、文部科学省や政府・与党は、その責任をごまかすために教育基本法や教育3法案を強行採決しているようにしか見えない。

教員免許制度の更新制に関わっては、不名誉なことにILOからも調査が入っているし、政府の言うやり方…例えばわずか30時間ほどの研修…で指導力がつくのかという疑問や、研修期間中の子どもに対するケアの問題など、現時点でも明らかになっている問題点も少なくない。それに十分答えぬままの強行採決である以上、無責任のそしりは免れない。

民間企業の現場でも、団塊の世代の退職による現場での技術の継続が問題となっている。同様に教育現場での職場の教育力や民間教育研究会での研究が生かせるようにする方がずっと効果が上がるだろう。実際、ヨーロッパの事例では官製の研修も民間研究会の研修も同じように参加する教員に支援している。日本では、民間の研究会の参加に際して、わざわざ休暇を取らなければならない現実がある。利用できる民間の力を、なぜ教育に限っては利用しないのか? 矛盾した話である。

なぜ、教育の現場がここまで荒廃したのか。教育予算の削減という事実を見ても、政府・与党の責任は大きい。責任をごまかすために愚行を重ねては、いっそう教育の荒廃が進むだけである。国家の未来を閉ざしかねない政府・与党の愚行を許してはならない。

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コメント

昨日の記事もそうですが今日の記事にしても、若い人が日本は大嫌い!と言っては海外に目を向けて飛んでいってしまうのがわかる気がしますね。宴会幹事がさんざんはちゃめちゃにして、1面だって色がそろわなかったルービックキューブを、今度もまた中身のないしかも売国おやじが出来もしないのに出来る振りして「俺に貸してみぃー。」というので手にしたキューブを回しだしたけど、酷くなる一方で、どの面にもばらばらの色ばかりが集まってしまってどうしようもない、そんな感じを受ける今日この頃です。

投稿: アサヒ | 2007年6月22日 (金) 07時26分

政府・与党がここまで無能なのか、と思うとゴジラかモスラでも操って国会議事堂を国会開催中に潰してしまいたくなります。

でも、こうした感覚がテロの温床になりかねないのです。テロとは、話し合いを拒否する姿勢という意味において、今の与党と同じです。自由民主党は安倍首相の下でテロリスト集団と同じレベルになりつつある訳です。

投稿: TAC | 2007年6月22日 (金) 20時07分

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