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2007年6月30日 (土)

スプリングバンク、ローズバンク、そして…

2月以来、久しぶりに津に一泊することになったので、津駅前エイトビルにあるJO'S BAR(tel…059-225-2790)に出かけた。お目当てはもちろん、スプリングバンク。キャンベルタウン・モルトの「いい女」だが、このスコッチが飲める店はそれ程多くはない。が、このショット・バーでは、普通に飲める。スコッチのシングル・モルトのファンにはたまらない店である。

当然、最初の1杯はスプリングバンクである。オーダーはストレート。ショット・グラスに注がれた究極の「いい女」を鼻にかざして香りを楽しみ、その後、静かに口に含む。スプリングバンクの濃厚で鮮やかな味わいが口いっぱいに広がる。いつ飲んでも、期待を裏切らない豊かな味わいがこのスコッチにはある。

スプリングバンクを楽しんだ後、少しイタズラ心が目覚める。この店には、メニューに書いてある以上のスコッチの在庫がある。それを知っているので、いくつかのスコッチの有無をたずねてみた。ハイランド・モルトのアンノック、キャンベルタウン・モルトのグレンスコシア、アラン島のブレンデット・モルトのロックランザ、そしてキャンベルタウンのブレンデッド・モルトのキャンベルタウンロッホ……。ちょっとヘビーな選択だったためか、残念ながらどれもなかった。

だが、マスターもさるもの、おススメでキャンベルタウン・モルトのローズバンクを紹介してくれた。今まで飲んだことがなかったので、それにしたがってみる。確かに美味しいモルトである。「スプリングバンクが【いい女】なら、このローズバンクは【かわいい女の子】という味わいかな」と品評したところ、【かわいい女の子】というキャッチコピー(?)がえらく気に入ったらしく、「ではこれは?」と言って、いくつかのモルトを味見させてくれた。

その中で、うなってしまった逸品がシグナトリー・ビンテージのBRORA1981である。スプリングバンクが【いい女】、ローズバンクが【かわいい女の子】なら、BRORA1981は【真の貴婦人】という味わいである。度数は59.3%となかなか強いが、にも関わらずとてもまろやかでフイニィシュの上品な味わいは、まさに貴婦人という言葉が相応しい。

他にも味見をさせてもらったモルトには【品の良い中年】【精悍なスポーツマン】と言ったキャッチコピーを捧げさせてもらったが、それもマスターから「ピッタリ!!」との評価をいただいた。その後、少しウィスキー談義をしてホテルに帰ってきたが、なかなか楽しいひとときだった。帰りがけに「また準備しておきます」との一言をもらった。次の機会が楽しみである。

 

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コメント

昔は我家には数えきれないシンブルモルト、ブレンド、バーボンなどがありました。日本へ帰国の時輸送料を考えると上げる方が安くて、お世話になったお友達に何本くらい上げたでしょう?100ではきかないと思います。それくらいうちの旦那は酒の収集が趣味なのです。ウイスキーに限らず、ゲストから「◯◯が飲みたいけどある?」って聞かれて「ごめん、ない!」と言うのが旦那。それがきっかけで1部屋を酒に占領されてしまいました。今も必ずウィスキーは切らしたことはありませんが、残念ながら味比べできる種類はありません。私も飲みながら、女や男に例えてみるのがとても好きです。楽しく飲みたいですね、良いお酒。最近はTACさんのアドバイスに従って量でなく質を楽しむように心がけています。

投稿: アサヒ | 2007年7月 1日 (日) 00時38分

ウィスキー談義の盛り上がりの中で【グレンフィディック・クラッシック】の話がでました。もう、スコットランドにもない(樽そのものが)幻のスコッチですが、実は、これを2本、封も切らずに秘蔵しています。当然ながら、さしものJO'S BARにもないとのことです。無くなってからも、少しは秘蔵していたらしいのですが、店で開けてしまうと……。

さて、私はいつ開けるのでしょうね。

投稿: TAC | 2007年7月 1日 (日) 01時32分

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