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2007年6月 3日 (日)

ヒカルの碁…遥かなる高みを目指して

週間少年ジャンプに連載されて小・中学生の間に囲碁ブームを巻き起こし、TVアニメ化もされたマンガが「ヒカルの碁」である。祖父の家の蔵にあった古い碁盤に取り付いていた幽霊/藤原佐為と小学5年生の少年/進藤ヒカルとの出会いから物語は始まる。佐為の情熱に押されてイヤイヤ囲碁をしていたヒカルだったが、名人の息子である塔矢アキラとの出会いによって、本格的に囲碁に情熱を燃やし始める。

中学の囲碁部、そして院生の仲間に支えられながら、ヒカルはプロの棋士を目指し始める。院生たちとの交流と戦い、そしてプロの棋士との戦い……。佐為の指導を受けながら、ヒカルは1歩1歩階段を上っていく。だが、佐為は……。

佐為が幽霊として存えていたのは、ヒカルに1つの対局…塔矢名人と佐為との戦い…を見せるためだったのだ。佐為は、それに気付き、ヒカルとの別れを惜しみながらも成仏していく。だが、佐為を失ったヒカルは怒り、嘆き、悲しみ、一度は囲碁を捨てようとする。しかし、友情と囲碁への情熱に支えられ、ヒカルは再び、以前よりもずっと真剣に囲碁に取り組み始める。遥かな高み…佐為が求めてやまなかった「神の一手」を目指して……。

1つの出会いが、人生に大きな影響を及ぼすことがある。けれども、1人で何もかもができる訳ではなく、周囲の多くの人々との関係や努力が自分を支え、歩みを進めていく。そんなメッセージが、押し付けがましさを感じずにストレートに伝わってくる面白いマンガである。

ただ、難を言うならば、物語としては【佐為編】が終了する17巻で終わっていれば一番すっきりとした形になっていたのではないかと思う。けれども、人気があったためにそこでは終わりきれず【北斗杯編】まで続いてしまったために悪くは無いけれど、少しばかりダラダラと続いてしまった印象もある。それでも、囲碁への興味をかきたてる楽しいマンガであることには変わりはないのだが……。

 

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