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2007年7月 5日 (木)

まぼろしのつばさと共に…若き情熱

《五つの赤い風船》というフォーク・グループがあった。〔遠い世界に〕を作って歌っていたグループだと言えば、「ああ、彼らか…」と思い出す人もいるかも知れない。ある意味では、民主主義国家である日本にとって〔君が代〕よりも〔遠い世界に〕の方が相応しいのではないかと思うような歌詞の歌である。

〔まぼろしのつばさと共に〕という歌も、その《五つの赤い風船》が歌っていた歌である。作詞・作曲は〔遠い世界に〕と同じ西岡たかし。ハーモニーも素晴らしいが、その歌詞がじんと胸を打つ。だから、時々、ギターを片手に歌ったり、カラオケで歌ったりする。そこには、命をかけた若者への鎮魂の思いが感じられる。

 

今でもぼくは 思い出すのさ あの頃の事 あの日の人

ぼくと同じ 学生だった 国のためと 死んでいった

君は若くたくましく 短い命だったが

まぼろしのつばさと共に 炎の中に消えてしまった

 

他人に愛国心を説く政治家や老人がいる。だが、彼らはその言葉に命をかけているだろうか。例えば、安倍首相の近い身内に自衛隊に入ってイランやアフガニスタンの最前線で活動している人がいるだろうか。日露戦争で2人の息子を失った乃木大将は、その作戦立案能力や指導力がどうだったかはともかく、愛国心は心から信頼に値する。乃木大将と比較して、愛国心を口にする政治家たちの言葉はとても軽い。

だが、この国の近代史・現代史において、「国のため」に死んでいった若者たちは確かに存在する。彼らの思い、彼らの遺産を、本当の意味で大切にできるような生き方をしたい。この歌を聞いていると、いつもそう思う。

 

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コメント

昔は良い歌がたくさんありましたよね。この記事に関連するかどうか、私は『戦争を知らない子供達』あの歌を中学の文化祭で私のクラス全員でステージに立って唄ったのを覚えています。大好きな歌でした。その時にもう一つ唄った歌が『ああ原爆に』とかいうタイトルの歌なのです。ご存知ですか?♪あぁ許すまじ原爆を、三たび許すまじ原爆を...我らの街に♪と確かこんな歌詞だったのを記憶しています。多分戦争の怖さ、悲しさを学んだのがこの歌からでした。

投稿: アサヒ | 2007年7月 6日 (金) 10時21分

『ああ原爆に』ではなく、『原爆許すまじ』というタイトルで浅田石二作詞・木下航二作曲の歌だと思いますよ。楽譜も持ってますから。【五つの赤い風船】だと『血まみれの鳩』なんて歌もありましたね。反戦歌の系列だと、森山良子の『愛する人に歌わせないで』や『さとうきび畑』、かぐや姫の『あの人の手紙』、アリスの『砂塵の彼方』グレープの『フレディもしくは三教街~ロシア祖界にて』なども印象深いですね。

『まぼろしのつばさと共に』は戦争ではなく学生運動がらみでしょうね。森田童子はもっと生々しい歌を作って歌っていますが……。

投稿: TAC | 2007年7月 6日 (金) 19時35分

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