« 友あり、遠方へ… | トップページ | 風のいたみ »

2007年9月30日 (日)

戦争犯罪から目をそらさずに

沖縄で、教科書検定での日本軍の戦争犯罪のゴマカシに対する抗議集会が行われた。戦争を知らない高校生や超党派の沖縄の議員も賛同している。日本と日本軍の戦争犯罪から目をそらし、ごまかし、うやむやにしようとした安倍政権と文部科学省の愚行に対して良識ある人々がNoを表明したのである。

対米売国奴のニセ愛国心を持つ一部の人々は、日本の戦争責任と日本軍の戦争犯罪に対して、機会があればごまかし、うやむやにしようと虚偽に満ちたアジ発言を繰り返す。けれども、それが外交上マイナスであるばかりでなく、無反省に同じ愚行を重ねてしまう可能性を大きくし、自分たちばかりでなく国民を巻き込んで不幸と破滅へのレールを作っていることに気付いていない。呆れるほど、精神的に未熟である。

都合の悪い歴史的真実から目をそらし、自分をだましても、正しい知識と良識を持った人々の目は欺けない。逆に、自らの未熟さと能力の無さをさらけ出し、信用を失ってしまうのである。逆に、きちんと都合の悪い事も含めて歴史的事実をしっかりと見つめることで間違いを見つけられるし、反省し出軌道を修正し、努力を続ける事によって多くの人々の信頼を得られる。外交上もそうである。

日本とドイツ。同じ第二次世界大戦の敗戦国だが、戦争の罪をきちんと見つめ直し過ちを繰り返さないように努力と対話を重ね続けたドイツは近隣諸国から信頼されEUを作る重要な働きをして国際的に深い信頼を得ている。逆に戦争の罪をごまかし、都合の悪い事から目をそらし続ける最近の日本政府は、いまだに近隣諸国から不信の目を向けられ、外交上の不利益を被ることも少なくない。どちらが賢明であったか、議論の余地も無いだろう。

今回の抗議は、福田内閣と文部科学省の姿勢が問われている。逆に言えば、過ちを改める良い機会であり、信頼を回復する努力を内外に示すチャンスなのである。沖縄の人々の勇気と行動を心から讃えると同時に、政府と文部科学省の対応をしっかりと観察し、注視していこうと考えている。

|

« 友あり、遠方へ… | トップページ | 風のいたみ »

コメント

これ正直、主人から指摘されて、恥ずかしかったです。外国人と一緒にいて、外国人から日本に対する疑問を投げかけられる時、とっても困ってしまいます。疑問のない国づくりを本当、期待したいです。

投稿: アサヒ | 2007年10月 1日 (月) 00時30分

イタズラをして叱られた子どもが「ぼくじゃない」とか「ぼくだけとちがう」などという言い訳をするシーンを見かけることがあります。小学校低学年までならまだ許せますが、政治家や官僚、学者がしてはいけません。そういうバカをやっても、信頼を失うだけですからね。まともな大人は、自分の間違いをきちんと認めることの大切さを知っています。文部科学省や検定係官の連中にまともな大人がいない…というのは、国民として恥ずかしい限りです。

投稿: TAC | 2007年10月 1日 (月) 18時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/120394/8184121

この記事へのトラックバック一覧です: 戦争犯罪から目をそらさずに:

« 友あり、遠方へ… | トップページ | 風のいたみ »