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2007年10月20日 (土)

やさしくしないで…リューズの歌

映画「銀河鉄道999」で、機械伯爵の愛人である時間を自由に操る機械化人の女リューズが、惑星ヘビーメルダの酒場で歌を歌うシーンがある。その際にリューズが歌っているのが【やさしくしないで】という歌である。

 

何が欲しいというの 私 それとも愛 つばさいやす鳥たちも 私を欲しいとさわがしい

こわれたおもちゃ箱を 子供みたいに 抱えこんで 涙ぐんで それでどうなるの

何が欲しいというの 私 それとも愛 疲れはてた心には やさしくしないで させないで

誰でも昔話 ひとつやふたつ 大事そうに 語るけれど それでどうなるの

 

若さゆえに出来るチャレンジがある。それを諦め、また諦めして歳をとってしまうと、わずかな思い出を抱えこんで後悔の涙を流すだけなのか。そんな大人たちを尻目に、鉄郎は先へ進もうとする。リューズが最後の最後の土壇場で機械伯爵を裏切るのは、鉄郎の熱い意志に深く心を動かされるものがあったからなのだろう。けれども、自らの時間を戻して人生をやり直すことはできないし、機械伯爵との時間もまた彼女自身の選択の結果でもあった。そして、機械伯爵と共に滅ぶ時間城と運命を共にするリューズ。そんなリューズの哀しさを歌い上げるように、【やさしくしないで】のメロディーが流れる中、リューズの身体が錆びて崩壊していく。忘れられないシーンである。

だが、30年ほどの時を経た今、リューズの歌に涙を流すような齢の取り方をしていないだろうか。少し気になるところである。

 

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