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2007年11月18日 (日)

ALWAYS

先日「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を見た。前作は以前から気になっていった映画だったにもかかわらず、見そびれていたところ、少し前にTVで「ALWAYS 三丁目の夕日」を放映していたのを見て、見にいく気になったのである。

前作でも、しっかりとしたシナリオと茶川竜之介(ブンガク)を演じる吉岡秀隆や鈴木オート夫婦(堤真一/薬師丸ひろ子)、六ちゃん(掘北真希)、淳之介(須賀健太)らの熱演に魅了されたが、大画面で見る続編は、期待に違わぬ出来だった。

冒頭の【ゴジラ】をはじめ、あちこちで笑わせてもらったが、さまざまな問題を抱えながらも、基本的には前向きに生きようとする1人ひとりの姿勢と、お互いに寄り添い、助け合う姿には胸をうたれた。茶川にしろ、この作品での鈴木家にしろ、困っているとはいえ他人の子をあっさり預かって面倒をみてしまう温かさがあるし、子どもたちも家族のために文句を言ったり悪態をついたりしながらも家事を分担して自然に働く日常がある。モノは必ずしも十分とはいえないが、その中での生活はゆとりと温かさで満ちている。

だが、もちろんそれなりに辛さやしんどさも抱えていて、困ったり迷ったり悩んだりしながら、それでも「今」を肯定していける温かさと希望がそこにはある。時には笑い転げ、時にはしんみりとして、そして見終わった後、じんわりとした温かさが残る。こういう、体温を感じられる日本映画は、最近はあまり見ていない。その点については映画ファンとしては少し悔しい気もするが、それでも日本映画にこういう作品を作り上げる力があることがうれしくも感じられる。

この映画の時代…昭和は【昔】となってしまったが、それを懐かしんで嘆くのではなく、その中にある日本人としての感覚と体温を見失わずに生きていきたいものである。

 

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受信: 2007年11月20日 (火) 21時30分

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