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2007年12月13日 (木)

紅葉の夢…なんとかできた詩

   紅葉の夢

 

鮮やかな紅が

視界につきささる

日一日と深まる秋の道を

色とりどりの葉がにぎわせる

 

十分に生きた夏の日々を終え

その生の終わりを

美しい色彩で装う

最後の祭

 

それを終えれば

後は地面に落ち

土へと帰る

新たな生命を育むために

 

何のために生き

何のために死ぬのか

そんな意識や迷いはなく

ただ

日を浴び風雨に耐え

冷たい空気に終わりの時を知る

 

そして

それぞれの色鮮やかな衣装をまとい

散り逝くために着飾る

役割を果たして

生から解き放たれるために

 

鮮やかないでたちは

苦難の生への挽歌か

あるいは

やがて訪れる死への期待感なのか

 

そんな人の視線を知ろうともせずに

紅葉は

やがて散っていく

その生そのものも

長い長い夢かもしれない

 

 

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