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2008年4月 3日 (木)

桜散る…さだまさし【Glass Age】より

市内を車で走っていると、道端の桜の一部は葉桜へと変わり始めている。満開の桜も良いが桜の散る風情もけっこう好きだ。そんな季節に思い出すのが、さだまさしの【Glass Age】というアルバムに入っている「桜散る」という歌である。桜の散りゆくイメージに恋が終わり恋人が去っていくシーンのイメージが重なって描かれる歌。「桜散る 桜散る」と繰り返されるサビの部分が春の美しくも悲しい別れを風景写真のようにイメージさせてくれる。

「愛し過ぎる」ことは「愛さない」ことと同じだろうか。確かに、深く愛すれば、相手を自分の都合で束縛できなくなるような気持ちが生じることがある。けれども、相手を束縛し合う…ということも恋愛の重要な要素の1つである。そうした観点からすれば、「愛し過ぎる」ことは「愛さない」と同じになってしまうのかもしれない。

自分の恋人が、別の人を好きになってしまったとき、それを許容できるか。ほとんどすべての人が許容できないだろう。まして、その好きになった相手まで好きになるなどということは不可能に近い。けれども、「君が愛した人を 僕も愛せる そんな日がくると いいね」とさだまさしは歌う。そこには、相手への深い愛情がある。

 

桜散る 桜散る 想い出を埋め尽くして

桜散る 桜散る もう君が見えないほど

桜散る 桜散る 雪の面影なぞる様に

桜散る 桜散る もう君が見えないほど

 

繰り返される言葉をさだまさしの高い声に乗せて、美しい風景の中に散り逝く恋が見える。けれども、それでも残る深い愛が哀しくも美しい。それを彩るように舞う桜の花びらが深くイメージとして心に焼き付いていく。そんな歌である。

 

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コメント

はじめましてゆうちゃんというものです

この唄本当に好きです

>「君が愛した人を 僕も愛せる そんな日がくると いいね」とさだまさしは歌う。

このフレーズの前に「君が愛したものはすべて僕も同じように愛してきた」と唄っている
この言葉があってのこのフレーズだと思う

この唄の世界観が好きです

投稿: ゆうちゃん | 2008年4月 5日 (土) 23時22分

おこしやす。私の住む市内では、そろそろ散り始めた桜も見かけるようになりました。心変わりをした相手すらも深く愛することができるような優しさは、もしかすると本当の「強さ」なのかも知れません。けれども、そういう優しさを求める生き方をしたいものです。

投稿: TAC | 2008年4月 6日 (日) 00時11分

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