« ゆったりとした1日 | トップページ | 桜散る…さだまさし【Glass Age】より »

2008年4月 2日 (水)

下がったガソリン

車のガソリンが残り少なくなったので、帰宅前にいつものガソリンスタンドに寄ってガソリンを入れた。今までだと、5,000円では足らなかったのだが、今日は、5,000円でお釣りがきた。気分的にも嬉しかったが、何よりも、その分、別のものに使える、という気持ちになった。

個人的にもそうだが、流通関係の仕事にとってもけっこう朗報だろう。その分、自動的にコストが下がるからである。そしてそれは、輸送費の低下にもつながる。その意味で、社会的に恩恵を受ける人や会社は多いだろう。

当然、浮いた分は別の消費に回ることになる。ニュースでもインタビューに際して「ドライブをします」と答えていた人がいたのは印象深い。与党は財源どうこうの話をあげるが、週刊誌などで明らかになってきた「使われ方」を見てみれば、今までの税率そのものが大いに問題である。まず、おかしな使われ方を徹底的に洗い出し、道路以外のものに使われているものは特殊法人などから「責任ある与党」と政府が、それこそ責任をもって返還させた上で、その分をきちんと差し引いた税率を新たに設定するのであれば、議論は出来る。けれども、今までのままで再可決、などという選択は、決して許容できない。

さらに、ガソリンが下がった分の内需刺激の効果や、それによる所得税や法人税の増収の見込みなどもきちんと議論する必要がある。そうした議論を経てこそ、適正な税率も含めた話が出来るというものだ。

景気の安定は、いかに内需を安定させるかを考える必要がある。競争神話を鵜呑みにして人件費の削減を推し進め、家計の収入を不安定化させる経済政策は間違っていたことがこの20年の日本の状況を見れば明らかである。今回のガソリンの値下がりは、家計の収入の増加には必ずしもつながっていないにしても、小麦や大豆などの値上げもあって支出の面で苦しい一般の家計には朗報である。そうした現実を認識した上で、今後のガソリン税の議論を見守りたい。

|

« ゆったりとした1日 | トップページ | 桜散る…さだまさし【Glass Age】より »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/120394/12158562

この記事へのトラックバック一覧です: 下がったガソリン:

« ゆったりとした1日 | トップページ | 桜散る…さだまさし【Glass Age】より »