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2008年5月 3日 (土)

2割を切った支持率と憲法

新聞報道によると、福田内閣の支持率が2割を切ったらしい。まあ、これだけ国民生活をズタズタにする政策や無策の連続で支持を得ることなどできないと思うのだが、それでも、政権に居座っている。政府・与党の厚顔無恥には呆れるばかりである。

ついでに、違憲判決の出た自衛隊のイラク派遣についても憲法無視を決め込んでいる。法治主義を無視すれば、内外の信用・信頼を失うことになるのだが、そういう点にも思い至らないらしい。「責任ある与党」の無責任、ここに極まれりというところか。

今日は、憲法記念日。日本国憲法が施行された記念すべき休日なのだが、日本国憲法の制定の時点では、国民の意見や憲法を無視してここまで暴走する無能・無責任「政府・与党」の存在は想定外だったようである。ある意味では、政治家の良心と能力を日本国憲法の制定者たちも根本の所では信じていたのだろう。強行採決の連発や、国民の圧倒的な反対にも関わらず衆議院の再可決を強行するなどの反民主的行為が国会でなされるとは想像すらできなかったのだろう。

政府・与党が国民の信頼を失っているにも関わらず、政権に居座り続ける。それが、許されてしまうのは、日本国憲法の「欠陥」かも知れないが、それを許してしまうのはマスコミの弱さ・罪でもある。これだけの世論の反発の中で、「大本営発表」を垂れ流し続けていても解散・総選挙はない。それが、どれ程危険で、国家にとってもマイナスであることか。日本の政治の質の低下・悪化は、マスコミの能力の低下にも大きな責任があるといえよう。

とは言っても、まさかテロに走るわけにもいかない。政府が「問答無用」の悪政を続けていても、民主主義を守る為には、こちらが対話を打ち切ってテロに走るわけにはいかないのだ。双方が、民主主義の最低限のことを守れなくなれば、民主主義は完全に崩壊してしまう。だから、日本国憲法を擁する民主国家日本の国民としては、民主主義を守るために対話の道を閉ざすわけには行かないのである。

そのためには、【No!!】を突き付け続けるしかない。どんなに無力に感じることがあったとしても、安易な暴力に頼りテロに走るようなことがあってはならないのだ。その道が、もちろん長く厳しいことはわかっている。けれども、粘り強く、誇りを持って続けることが大切である。今日は、憲法記念日。日本の民主主義を殺すわけにはいかない。

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コメント

自衛隊イラク派遣の差し止め請求が却下されたのに、上訴しないような原告団にも、重大な責任はあると思いますよ。

差し止め請求が出ていれば、政府も無下にはできなかったでしょうに。

投稿: えまのん | 2008年5月 8日 (木) 13時48分

原告の側は、派兵による不利益を受けていない…と判断されていますから、上告はできなかったのではなかったでしょうか。いずれにしろ、違憲判決が確定していますから、それを踏みにじる政府・与党は近代国家・法治国家の常識を知らない…ということになります。これは、単なる無知ではなく、社会的・国際的な信用の失墜になるわけで、かなりマズイ、というか国家にとって長い目で見たときに非常に大きな痛手・不利益となります。原告の責任ではないと思いますよ。

投稿: TAC | 2008年5月 8日 (木) 16時45分

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