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2008年6月24日 (火)

慌しくない「時間」を求めて

友人が10日間のタイ旅行から帰国した。現地の知り合いに少し案内してもらうように頼んでおいたが、楽しい時間を過ごして帰国できたようで何よりである。ただ、正直なところ、慌しい日本を離れてゆったりとした時間を過ごせるということが、多少、うらやましくもあった。

結婚していた時期、年に一度、それも1週間ほど、元妻の実家で過ごした経験があるが、時間に追われ、予定に追いかけられていた日本での生活から開放されてゆったりとした時間を誰にはばかることもなく過ごすことができた。離婚したことに後悔はないが、そのようなゆったりとした時間を失ったことが多少残念ではある。

それ程に、日本での「時間」は慌しい。特に、ここ数年は、その傾向が強まっている。ありがたくない話である。寝て、起きて、食事をして、本を読み、夕方はお寺の鐘の音に耳を澄ます。そんな時間があれば、いろいろな文章も書けるだろうし、何よりも自分の心に自然にゆとりが生まれてくる。けれども、それを手にすることが難しい自分自身の現実が存在する。そしてそれは、私個人にとどまらず、けっこう多くの日本人が感じている「現実」であるように思われる。私自身は、そうした「現実」を意識した上で、少しでも「心のゆとり」を失わないように心がけているだけマシな方かも知れない。

ただ、自分自身にとっても、今の日本人にとっても、そうした社会や経済の在り様はプラスにはならない。個人の努力だけで解決できる問題ではないが、日々の生活や生き方に「ゆとり」が持てる社会にしていくような努力は必要だろう。

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