北岡樹さんのシャンソン・ライブ
11月23日に、シャンソン歌手の北岡樹(みき)さんのライブを志摩市内で開く、と市内に住むS画伯から連絡があった。北岡さんは、幼児虐待をテーマにした「ぶたないで」という歌をはじめとして何曲か作詞を提供している、仲の良いシャンソン歌手で、市内のなじみのスナックで時々顔を合わせて仲良くなり、北岡さんを紹介したことから、ライブを企画した時にはよく連絡をしてくれる。
前にあった、伊勢でのチャリティー・コンサートの時には、用があって津市内に出かけていたので、打ち上げの時だけしか参加できなかったために、生の歌声は久しぶりに聴けることになる。包み込んでくれるような低音を聴いていると、歌声に抱かれているようで、とても心地よい。今回は、このところの忙しさの中では奇跡的に予定の入ってない日だったので、生の歌声が聴けると思うと、今からとても楽しみである。
最近は、日本人4氏のノーベル賞受賞を除いては、あまり良いニュースも聞かない。そのノーベル賞も、過去の仕事を評価されてのものだが、すべて基礎研究であり、大学の独立法人化によってその基礎研究への予算配分が低下し続けている現実を考えれば、10年先の状況はお寒いものである。そうした現実を認識できる者としては、手放しには喜べないノーベル賞受賞だった。
そんな中で、今回のシャンソン・ライブは、ささやかだが、手放しで喜べるニュースである。来月の楽しい時間を支えに、少し疲れ気味の毎日にささやかな希望をもって進みたいと思う。
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コメント
「TAC」様
「TAC」様は多彩ですね。私は恥ずかしながら、シャンソンといえば、「=(いくおーる)枯葉」くらいで、東京生活を後にして、宇和島市に帰ってからは、生の音楽を楽しむ場所も全くなくなりました。東京時代は、美術館、演奏会、古典落語、歌舞伎等々にも行き、楽しみましたが、今は「故郷山河」を楽しみ、みかんや柿作り、出荷の手伝いです。歌は上手ではありませんが、幸い詩が好きですので、歌うより専ら聞いて楽しみます。
何しろ私は、「赤とんぼ」や「故郷」、「リンゴの歌」、「カチューシャ」、「新世界から」、由紀さん、安田さん、島倉千代子さん、美空ひばりさん、石川さゆりさん、の世界です。小椋桂さんもとても好きです。北島三郎さん、森進一さんの歌にも好きな詩があります。最近は週に6回歌う「賛美歌」を楽しんで、車の中のCDは賛美歌です。
でも、私は音楽を語るほどの知識はありません。
東京での現役時代は、妻が点描画と油絵をやっていましたので、美術展に出品をしていて、楽しんでいた時代が遠くになりました。
お好きなシャンソンで心が癒され、心の余裕が生まれますことをお祈り致します。
投稿: 宮崎 寛 | 2008年10月23日 (木) 00時38分
音楽はけっこう好きで、クラッシックにジャズにシャンソン、フォルクローレにフォーク、ニューミュージックなどいろいろ聴きます。二十代の頃までは、よくギター片手に歌ってましたし、作詞や作曲もしたことがありました。当時は、ワンフレーズ聞いただけで歌っている人に高さをあわせて伴奏するなんて事も出来ましたが、今はすっかりその腕をさび付かせてしまってます。
でもまあ、完全にギターと縁を切っているわけではないし、カラオケで歌ったり、車でいろいろ聴いたりしていますので、音楽は、もう1人の恋人…という感じです。文学は、宿命の愛人ですけどね。(^_^;)
投稿: TAC | 2008年10月23日 (木) 17時43分