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2009年1月 7日 (水)

パラオ ゼロファイター …戦の終わりを願って

「パラオ ゼロファイター」という歌がある。作詞・作曲は武田鉄矢で海援隊が歌っていた。ゼロファイターは、もちろん第二次世界大戦中の日本海軍の零式艦上戦闘機である。歌詞には「緑の…」というフレーズがあるので、カラーリングから類推すれば52型あたりだろうか。戦いが終わったサンゴ礁の海の中で朽ち果てていく戦闘機をほのぼのと歌っている。

 

こんなところで翼をひろげ 眠っているのか 緑のゼロファイター 南の魚たちが 翼の上を過ぎる 透き通った海に 緑のゼロファイター 空を飛ぶ為に 生まれてきたんだろう それがどうして 海の底にいるのか 戦さは とうの昔 敗れて終わったのだ 守るべき人達も お前を忘れたのだ 一筋の煙 空にひいて落ち 珊瑚を枕に 眠るゼロファイター

折れた翼に 波は白く打ち 空の夢をみるのか 緑のゼロファイター お前を操り 空を翔けた人は どこに消えたか 緑のゼロファイター 空からその人と ここへ落ちてきたんだろう それでその人は 死んだのですか 戦さとはいえ 長閑な この海では 死ぬ気もせぬのに 眼を閉じたのだ 白い飛沫をあげて 海へ落ちて沈み 珊瑚を枕に 眠るゼロファイター

海の底を 空だと夢見るのか 珊瑚は雲なのか 緑のゼロファイター

 

メロディーもほのぼのとしているのだが、太平洋の戦場で墜落した戦闘機というのは生々しい。この戦闘機によって何人の人が死んだのだろうか。ゼロ戦は子どもの頃から大好きで、21型や32型、52型丙、54型のプラモデルを作った記憶がある。隼や飛燕、雷電なども作ったが、これほど多く作った戦闘機は他にはない。太平洋戦争の末期には神風特別攻撃隊に使われ、機体に爆弾を装着して敵艦に突っ込んでいった。爆弾の為に機体が重くなり、途中で撃墜されたものも多く、敵・味方共に多くの命がゼロ戦によって失われた。

それゆえに、日本人のゼロ戦に対する思いは特別なものがあるように思われる。それでも、ゼロ戦はやはり兵器である。あらゆる兵器は、世界の為、一般の人々の為には、戦争に使われぬまま朽ちていく方が良い。この世界から戦火が消え、兵器が朽ち果てるような日が来ることを思ってやまない。

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