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2009年3月 1日 (日)

仰げば尊し

今日は3月1日。所用があって出かけた津市の会場の近くで、高校生の姿を多く見かけた。今年は今日が日曜日なので、近くの高校の卒業式は先週末に行われたようにおもったのだが、その高校は違っていたのだろうか。私も、30年ほど前に、「プラチナの…」で始まる母校の校歌を歌って、神宮杉をかたどったデザインの校章を持つ思い出多い母校から巣立った事を思い出した。

その頃の卒業式の歌というと、「蛍の光」や「仰げば尊し」などが定番だった。そして、私自身は、けっこう「仰げば尊し」が好きで、卒業の季節に関係なく口ずさんだりすることもあった。我が家には、さだまさしの《にっぽん》というアルバムとスーザン・オズボーンの《パール》というアルバムに入っているので、日本語のものも英語のものも聞くことが出来る。

 

あおげば尊し 我が師の恩 教えの庭にも はや幾年(いくとせ)

思えばいと疾(と)し この年月 今こそ別れめ いざさらば

互いに睦(むつ)みし 日頃の恩 別るる後にも やよ忘るな

身を立て名をあげ やよ励めよ 今こそ別れめ いざさらば

朝夕なれにし 学びの窓 蛍のともしび つむ白雪

忘るるまぞなき ゆく年月 今こそ別れめ いざさらば

 

この歌については、卒業式だけではなく、「ビルマの竪琴」と「地球交響曲(ガイア・シンフォニー)」という映画も思い出す。どちらも、心に残る場面でこの歌が使われている。「ビルマの竪琴」では水島上等兵の想いが、竪琴のメロディーの奥に響く歌詞とともに胸にしみこんでくる。また、私がスーザン・オズボーンという歌手の存在を知るきっかけになった映画が「地球交響曲」でもある。卒業という言葉とともに別れと旅立ちへの思いが胸を打つ。

だが、学校を卒業しても、厳しい経済状況の中で、未来を見通せない若者達も少なくないだろう。厳しい世の中ではあるが、夢を追い続けられるようなしなやかな強さを若い魂の中にひそませて、人生の歩みを進めていってほしいと思う。

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コメント

「TAC」様
 ご無沙汰を致しました。

 卒業式の季節です。

 「蛍の光」と「仰げば尊し」の歌は懐かしいですし、卒業に度に歌った若い日が、つい先のことに思い起こします。

 「わが師の恩」はなぜか、中学時代の先生方が一番懐かしく思い起こされます。
 国語や数学に理科と社会と英語の先生には沢山の動機付けを頂きました。
 今思い起こしますと、私の人間形成の基礎となっているように思います。

 郷里に帰り、ご健在の中学時代の先生を訪ねましたら、よく覚えていて下さり、私の中学時代の卒業写真を直ぐに取り出されて見せて下さいました。
 先生はここまで教え子を覚えてくださっているのかと、あらためて深い感謝の念に包まれました。

 ご紹介の分の「しなやかな強さ」を若者が持つように書かれた言葉に、励まされました。
 若者は「しなやかで」どんな時も「希望」を抱いて欲しいと思っています。
 戦後の混乱期を生きた経験のある私はそう思っています。
 不公正や不況・政治の悪さに打ち勝つ「しなやかさ」を持って欲しいと私も思いました。

 本日は有難う御座いました。

投稿: 宮崎 寛 | 2009年3月 2日 (月) 01時46分

「ありがとうさよなら」という歌も好きなのですが、これは作詞のイメージからするとどちらかと言えば小学校ですね。NHKみんなの歌で、中井貴一さんが歌っていたように記憶しています。

中井さんといえば、「ビルマの竪琴」では水島上等兵を好演していました。彼が、僧衣で隊の仲間たちに「仰げば尊し」を奏でたシーンはとても心に残っています。

投稿: TAC | 2009年3月 2日 (月) 19時18分

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