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2009年4月 2日 (木)

セィフティー・ネット破壊のツケ

年度がかわり、いくつかの経済対策や値下げ情報が新聞やテレビをにぎわしている。内需拡大のためには良いことではあるが、福祉や教育、社会保障の財源を削ってセィフティー・ネットを破壊し、非正規労働者を増やすような政策を強行して一般の家計収入を減少させ続けた政策のツケは大きく、内需拡大の効果は、まだまだ限定的である。しかも、他の先進諸国と比較しても、対策の実行速度は遅く、迷走を繰り返している。

他国のことであれば、クールに分析をすれば済むことだか、我が愛する祖国のことであるいじょう、それだけでは済まされない。幸運にも、とりあえずの仕事と住む家はあるのだが、安定性はといえば今1つ…というのが正直な実感である。

なぜか、野党の党首がらみのものだけを大々的に取り上げてより人数の多い与党には操作や取材がなかなか伸びない不公正な「西松建設」事件によって一息をついて感のある麻生政権だが、政策としてこの方向に誘導した自公政権であると同時に、国民の審判を受けずに暴走し、迅速な対応もできないままここまできた現実を私は忘れることができない。

民主党の小沢党首が辞任すべき…という声は少なくないが、内閣不支持率はそれよりもはるかに高い。小沢党首の辞任を言う以前に、国民の審判も受けないまま政権のたらいまわしを行って、迅速で抜本的な対策を打てない麻生政権の罪は重い。

大企業も、自公政権も、国民/一般家庭に甘えて、社会保障を削ったり給与所得を少なくしたりして勝手放題を続けてきたが、もはや、その甘えは許されない状況である。大企業や高額所得者は、社会に対してそれなりに責任を取る必要がある。それは、例えば雇用の確保であったり、家計収入の増加を図ることで内需の拡大を目指したりすることだろう。そして政府も、一刻も早く、根本的で大胆な発想の転換によってセィフティー・ネットの再構築を進めることが急務である。が、それは現政権では無理。解散・総選挙がもっとも有効な経済対策かもしれない。

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