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2009年4月16日 (木)

マスコミとしての誇りと責任感は?

森田健作千葉県知事が、市民グループから公職選挙法違反と政治資金規正法違反で告発されたという記事を、スポーツ新聞で読んだ。というよりも、今日読んだ四つの新聞の中で、大きく取り上げていたのがスポーツ新聞だけで、他の一般の新聞はまったく取り上げていなかったり、取り上げ方がとても小さかったり、という状況だった。そして、国民から受信料を取り、不偏不党を貫く責任のあるNHKの夕方のニュースでは、これまたまったく取り上げていなかった。おかしな話である。

西松建設の献金問題で、民主党の小沢党首の秘書が政治資金規正法違反の容疑で逮捕されたが、道義的にはクロもしくは灰色だとしても、法律的にはどうだろうか。ザル法の評価の高い現行の政治資金規正法では自民の二階議員や森元首相をはじめとするより多くの議員が小沢党首の秘書と同じ状況である。その意味では、民主の小沢氏側を追及する以上の時間を割いて、自民党への追求がなければ偏向と判断されても仕方がないだろう。

それに加えて、森田健作千葉県知事に対する告発。告発する側によれば、【完全無所属】を主張しながら自民党支部の長を勤め、迂回献金についても灰色どころかクロだと判断できるそうである。西松建設の献金問題であれだけ騒いだマスコミ、特にNHKが、少なくとも告発されたという事実すらもまったく伝えていないのはどういうことだろうか。

政権与党の広報を「大本営発表」よろしく垂れ流し、政権与党の汚点を報道しないのならば、国民から受信料を取る資格はない。運営資金はすべて自民党と公明党が負担するべきだろう。けれども、国民から受信料を取っている以上、そのような偏向は許されない。NHKはイギリスのBBCのようにマスコミとしての責任感と誇りを取り戻す必要がある。そしてそれは、NHKだけではなく、他のマスコミにも言えることである。戦前の日本の歴史に学べば、誇りと責任感を失って権力の広告塔と成り下がったマスコミの罪は明白であり、戦後のマスコミはそれに対する反省から出発した。

敗戦から半世紀以上たった今、マスコミは責任感と誇りを失い、再び日本を「戦前」に戻したいのだろうか。

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コメント

雑魚を発見しますた

投稿: 俺 | 2009年4月17日 (金) 10時22分

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