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2009年6月11日 (木)

負担増のためには格差の是正が必要

国民の選択を受けていない自公政権の、現実認識能力に欠ける首相が、CO2削減目標として15%なる数字を発表した。だが、実は一般国民の家計への負担が一番重い。加えて、行財政の無駄遣いを放置した上で増税までぶち上げている。国民の懐は打ち出の小槌だと勘違いしているらしい。

だが、「小泉改革」以来、多くの国民は十分に苦難に耐えた。多くの国民が貯蓄を失い、仕事を失い、住居を失って路頭に迷う。頼るべきセーフティー・ネットは「財政再建」の名の下に縮小され当てにはならず、生活保護を打ち切られて餓死する人まで出る始末である。この上、さらなる負担に耐える余力があると、首相や政府与党が考えるのは勝手だが、負担に耐えられる余力があると考えるのはチョコレートの砂糖漬けよりも甘い「現実認識」ではないだろうか。

一般国民の家計を考えれば、それだけの負担増に耐えるためには、十分な家計収入が必要である。大企業が潤えば徐々に中小企業や一般家計にもその効果が現れるという「神話」は既に90年代以降崩壊し、その欺瞞は暴かれてしまっている。従って、国民に負担増を求めるからには、国民の家計の増収が必要なのである。

そのためには、格差の是正とセーフティー・ネットの再構築が急務である。首相と自公政権に、政権を担当する責任政党としての自覚と能力があれば、そうした現実を理解することはそれほど難しくないだろう。当然、今までの政策の失敗を認めて方向を招請する必要も出てくる。ところが、それが出来ないから国民生活の破壊と困窮がある。無責任な首相と無能政権はいつまで居座り続けるのだろうか。

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コメント

[TAC]様
 ご無沙汰を致しました。
 ご活躍に嬉しく思います。

「現実認識」の甘い自公政権与党は、明確に格差是正の方針を打ち出せないでいます。
 火曜日の新聞にこのような川柳が掲載されていました。「給付金で皮の財布を買ってきた」.皮の財布を買っても中味がありません。
 格差是正は急務むです。

 御活躍をお祈り致します。
 

  

投稿: 宮崎 寛 | 2009年6月12日 (金) 01時59分

お久しぶりです。温暖化対策も確かに重要です。が、無い袖は振れない。国民は、もう十分に負担しました。

郵政騒動も、対米売国奴の西川氏の社長続投では、さらに国民の資産は危うくなりかねません。この種の国民の寄生虫の一掃こそ本来は責任ある与党の仕事なのですが、麻生総理や政府与党の方が国民の不利益などまったく考えない無責任体質ですから。

投稿: TAC | 2009年6月12日 (金) 18時53分

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