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2010年12月 8日 (水)

真珠湾攻撃から65年

12月8日と言えば「ニイタカヤマノボレ1208」を思い出す。1945年に太平洋戦争が日本海軍の真珠湾攻撃によって始まった日である。零式艦上戦闘機の太平洋戦線でのデビューということになる。零戦は九七艦攻・九九艦爆を護衛してハワイ・オアフ島の真珠湾に停泊するアメリカ艦隊・飛行場の奇襲攻撃を敢行した。港内に停泊する戦艦群のみならず、飛行場も襲い多くの戦闘用艦船と飛行機を破壊したことで、その時点では目に見える大きな戦果を上げたが、燃料タンク攻撃や空母探索などが不徹底で、その事がアメリカ国民の反日感情をかきたて、あわせてアメリカ軍の太平洋艦隊再編を予想以上に早めてしまったとの評価もある。

外務省の不手際で宣戦布告が遅れたことによる「不意打ち」の汚名などもあるが、政治の指導部の戦争についての考えそのものが大局的な視点や戦略を欠いており、そうした意味では「負けるべくして負けた」と評価されるが、アジアの諸国民や日本国民自身の被った被害はとてつもなく大きい。その意味では、歴史に学び、同じ失敗を繰り返すことのないようにしたい、と思うのだが、「歴史に学ぶ」よりも「水に流す」…つまり「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ことの多い国民性があることは、日本の歴史そのものが示している。

国民を煽り、大本営発表を垂れ流して世論をミスリードしたマスコミも、昨今の様子を見ると当時に回帰しつつあるような危惧を抱くし、無能・無責任を感じさせる政権与党・野党の言動は失望ではなく、怒りと絶望を感じてしまいそうな体たらくである。朝鮮半島にきな臭い動きがある中、再び「戦前」にならないよう祈るばかりである。

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