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2011年3月14日 (月)

情けは人のためならず

関東・東北地方を襲った未曾有の大震災は、今だにその全容が明らかになっていない。決壊した堤防、流された集落、寸断された道路や鉄道、そして原子力発電所の爆発……。地震、津波、そして放射能汚染の被害と、被災地・被災者はまだまだ増え続けている。少しでも多くの人が助かるように、人々の生活が1日でも早く復旧するように願わずにはいられない。

ただ、そんな中でも心の震えるニュースもあった。アメリカ、中国、韓国、シンガポールなど多くの国々が被災地に救援の手を差し伸べてくれているからである。その国々の中には、ほんの数週間ほど前に同じように地震の被害にあったニュージーランドもあった。また、尖閣列島などでギクシャクしていた中国もいち早く駆けつけてくれている。四川での震災に対して駆けつけた日本の援助隊の行動が緊急時に中国の国民の心を打ったことがこうした素早い対応に繋がったのだろう。

四川やニュージーランドをはじめ、多くの地震や津波等の被災地に日本は救援隊を送ってきた。そして、その活動は日本の先端技術を生かして、多くの被災者の役に立ってきた。それは、地道な目立たない活動であったが、日本の国民として誇らしいことだった。それが、回り回って、日本での大災害に際し、多くの国々の救援活動になったのだろう。その報道に接した時、「情けは人のためならず」ということわざを思い出した。困っている他者に対して差し伸べられた手は、回り回って自分が困っている時に思いがけない支援となって返ってくるのだ。人間も捨てたものではないと思う。

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