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2011年7月 7日 (木)

追悼…和田慎二

「スケバン刑事」「ピグマリオ」などのTVドラマ化、アニメ化されたマンガの作者、和田慎二さんが7/5に亡くなられた。「スケバン刑事」や「ピグマリオ」の原作マンガは、我がマンガ蔵書の中に全巻揃っているが、他にも「超少女明日香」や「少女鮫」「わが友フランケンシュタイン」などもあり、和田さんは好きなマンガ家の1人である。

中でも「ピグマリオ」は神話・伝説の匂いの色濃いファンタジーで、心理学・カウンセリングの勉強を再開しから、そのキャラクターの配置や関係、ストリーの流れには改めて感心してしまった。西洋的な自我の成長を考えるにあたり、非常に興味深いものを数多く含んでいたからである。ただ、そのような知識はなくても、基本的におもしろく、感動的な作品である。

ドラマ化の際に斉藤由貴や南野陽子、浅香唯などのアイドルたちが主演した「スケバン刑事」も、ぐいぐい引き込まれていくストリーに読み出したら止まらなくなってしまうようなおもしろさがある。「怪盗アマリリス」や「忍者飛翔」という作品、そして「超少女明日香」のシリーズなどは、ちょと変身的な要素もあり、読んでいて純粋に楽しい。また、最近の「傀儡師リン」という作品も、人形が動くという突飛な設定の下で、色々と謎をはらんだ展開が、読者を楽しませてくれている。

こうしてその作品を振り返ってみると、ミステリー色はけっこうあるが、適度な笑いも散りばめられ、安心して楽しめるものばかりであることが分かる。まだまだ活躍して、もっともっと楽しい作品を生み出して欲しかった。心から、ご冥福をお祈りしたいと思う。

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