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2012年2月15日 (水)

スプリングバンク10年

土日に関西ブロックの研究会があり、尼崎に出かけた。関西グループの代表がウィスキー好きなので、変わったスコッチのシングル・モルトのある店を聞くと梅田の店を教えてくれたので、昼食を終えて帰る前にその店により、アンノック12年とスプリングバンク10年を買ってきた。スプリングバンクは何度か伊勢市内の酒屋で買ったことがあるが、いつも置いてある訳ではなく、ここ何年かは見たことがない。そのスプリングバンクが買えたのだから、それだけで帰りの電車はゴキゲンだった。そして、帰宅してから5時間ほどで、スプリングバンクの栓は開いていた。

スコットランドの小さな町キャンベルタウンで作られるシングル・モルトであるスプリングバンクは例えばバンコクの空港の免税店で探しても、まずお目にかかることはない。外国にはあまり輸出されていないらしいのだ。それでも、日本には少量だが入ってくるという。うれしい限りである。このスプリングバングの特徴は、何よりも「これがシングル・モルトのウィスキーか」と思う程の甘い芳香であろう。もう一つのキャンベルタウン・モルトであるグレンスコシアも良い香りがするが、香りとしてはやはりスプリングバンクの方が好みである。花の咲き乱れる春の岸辺を思わせる甘い香りは、ウィスキーを好きでない女性をも魅了する。飲まないくせに、香りを楽しんだりする姿を何度か見かけるからである。

ただ、このスプリングバンク、普通のウィスキーよりも少しアルコール度数が高かったりもする。今回手に入れたスプリングバンク10年も、アルコール度数は46%。通常のウィスキーは40%だから、6度も高い。それでも、水割りやロックでは飲みたくない。先に何杯か飲んでいても、スプリングバンクを飲むならストレートしか考えられない。栓を抜くと、辺りにスプリングバンク独特の甘い香りが漂う。それをショットグラスに注ぐ。香りがさらに広がる。至福の時間である。軽く口に含むと甘い香りが口いっぱいに広がる。けれどもさすがは46%、喉の辺りではキリッとした感覚がある。それも含めて、スプリングバンクの味わいは奥深い。またしばらく、このキャンベルタウン・モルトを楽しめると思うと、それだけで心が弾む。立春も過ぎたことだし、まだまだ寒さは厳しいが、やがて来る春が待ち遠しい。

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