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2014年11月30日 (日)

3本目の矢は落ちる

安倍政権が、アホノミクス失敗隠蔽解散を強行した。新自由主義政策は、世界レベルの現状から見ても、歴史的に見ても明らかに失敗している。第2次世界大戦前の世界恐慌は、近代経済学派の知見と戦争の特需によって収束に向かった。当時は、大量のお金を国内以外に投資や投機に回すことが難しく、トリクル・ダウンが起きて分厚い中間層の誕生を促し、それが景気の回復と経済の拡大につながったのである。
ところが、現在では、大量の紙幣を増刷しても、IT金融市場が世界規模で形成されているため、余分な資金はIT空間の投資・投機市場を駆け巡るために「自由放任」で放置している限りトリクル・ダウンは決して起きえない。逆に、新自由主義は、人件費や環境、社会福祉を「非効率」と見るきらいがあり、短期的な「もうけ」に走って長期的な視野には立てない。結果として、格差は拡大を続け、社会の分断が進み、治安が悪化し、貧困の増加による福祉予算の拡大を生み出して財政をさらに圧迫するのである。
だから、歴史的に見ても経済的に見てもアホノミクス/アベノリスクは失敗という未来しかない。そうした現実をどうしても認められない首相と政権は、解散によって失敗を隠蔽し、さらに日本の経済を悪化させ未来を閉ざす政策を続ける…と強がっている。ということは、日本の未来を守るためには、与党を大敗させるしかないのである。
どれほど、政治に失望していても、選挙に棄権することは一般国民の直接の不利益として我が身に跳ね返ってくる。よりましな候補者という消去法で投票するしかない。

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