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2015年12月31日 (木)

第九を聞きながら

父を連れて地元の八雲神社にお参りをしたあと、着替えて、紅茶を飲みながらベートーベンの第九を聞いている。歳を重ねるほどに、一日一日が早く過ぎるように感じ、今年もあと数時間余りで終わろうとしている。この数日は、最終の仕事の後、たまっていた本を読んだり、DVDを見たりして、どちらかと言えばダラダラと過ごした感じである。やろうと思えば、いくつかやっておきたいこともあるのだが、どうもエンジンがかからない。その辺りは、歳をとったが故のエネルギーや集中力の低下が確実にあるのだろう。
個人的に振り返れば、失業期間もあれば、いくつか仕事も変わったりして、必ずしも「いい一年」とは言えなかったかもしれないが、最悪の状況にはならず、今まで続けてきた「金にならない」ことも、特に縮小することもなく続けられた。しばらく出してなかった小説の公募にもチャレンジしたりもできた。結果自体は一次予選を通過しただけであったが、改めて書き直す視点も見つかり、再度加筆訂正を進めたいという気になった。素直によいことだと思う。
その一方で、日本の現状にはかなり危機感がある。私自身は自民党も新自由主義もペテンだと思っていたが、一般的には経済だけは期待された安倍政権もその政策の失敗が明らかになってきた一年であった。経済的にも大企業優先の格差拡大を推し進めた結果、あの民主党政権にも劣るような経済の停滞・縮小の結果になっていることがデータからも明らかになってきたが、何よりも違憲選挙で選ばれたたかが一内閣の分際で、憲法違反を繰り返し、沖縄の民意や、法治主義・立憲主義を無視して平和主義を放棄しようとする、前近代的な軍国主義政策と福祉の切り捨て、財政危機を口にしながらの軍備増強や対外的な大盤振る舞いにはあきれ果てた。そのやりようは、国の歴史や伝統を破壊し、国を危うくする対米売国奴としか映らなかった。少なくとも、日本の未来を考えれば、安倍・自公政権にまかせてはおけないことだけははっきりとした一年だった。
あと数時間で新しい年が始まる。今年よりも良い一年となるように心から願いたい。

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