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2019年3月31日 (日)

嘘をつく人

職場に嘘つきが一人いる。業務の内容と関わって、自分のミスを隠蔽するためや自分が仕事をしていると見せるため、あるいは同僚の足を引っ張る目的で、平気で嘘をつく。本人はうまく立ち回っているつもりなのだが、こちらが注意して観察しているとすぐばれる類の論理性や一貫性の乏しい下手な嘘である。当然、他の多くのスタッフたちもそれが分かっているので重要な要件を彼に任せたりはしない。嘘に反論すると感情的に反発して粗い感情的で論理的でない反論を繰り返すだけでウザイので、業務に支障の出ない範囲でその嘘は放置される。だが、普通の業務にあわせて彼の言葉の真偽の判断、それに対する対応を要求される同僚は日常的に業務妨害を受けているようなもので困っている。

臨床心理の知識と経験から考えると、平気で嘘を吐くことやその嘘が周囲にどのような迷惑や悪影響を及ぼすか想像できないことなどから、自己愛性人格か反社会性人格でと言えそうだ。ある疑いを持っている。ただ、本人の困り感はなさそうなので治療の必要な人格障害のレベルとまでは言えないのかな、という感じである。カウンセリングを本人や家族から依頼されれば治療的な対応も必要となるが、もちろんそういう依頼はないので、こちらとしては、その特性を理解しつつの対処ということになる。とりあえず権力や権威に弱いので、そちらに注意を促し、目を光らせてもらいつつ、上からの必要最低限の指示等を引き出しながらコントロールしていかなければならないと考えている。

平気で嘘をつく……ということでは、どこかの国のアホ総理も同様である。論理的に突き詰めれば明らかに矛盾することも平気で言うし、その場さえごまかせれば何をしてもかまわない、と誤解している。そして、マスコミを押さえこんで追及を甘くさせ、芸能人や有名人のスキャンダルを長時間報道させて国民の目をそらし、権力を自分と周りのオトモダチの利益のために行使し、結果としてどれほど国民や官僚が困っても責任は取らない。ネットではサイコパスという言葉がよく見られるが、これは脳科学の用語で、臨床心理学からすれば反社会性人格障害と言えそうだ。こちらの方は、責任ある与党に彼を引きずりおろす見識と力量がなく、マスコミを通じて「野党の追及が甘い」という印象操作をすることで、より責任の重い与党の役割をうやむやにすることに成功している。アホ総理よりも上の権力がないため、日本においてアホ総理の暴走を抑えるのはなかなか難しい。辺野古にしても、より上のアメリカにアプローチする方が有効ではないかと考えている。

臨床心理的に見れば、嘘が100%悪いとは考えていない。自分よりも弱い立場の人を守るために自分が不利益をこうむっても突き通すような嘘は悪いとは思わないし、弱くて未熟な人間が自我を守るためにつく嘘もある程度は仕方がないことだと思う。ただ、自分の利益のだけに周囲やより弱い人々に迷惑をかける嘘は許してはならない。そして、大人としてそんな不純な嘘が許され、まかり通る社会を作ってはいけない。まともな大人としての責任である。

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2019年3月26日 (火)

「仰げば尊し」と「ありがとうさよなら」

三月…卒業シーズンに思い出す歌はいろいろあるが、やはり「仰げば尊し」と「ありがとうさよなら」が自分の中では双璧ではないかと思う。私たちの時代は「仰げば尊し」だったしメロディーもどこかスコットランド民謡的な印象もあり郷愁をさそう。スーザン・オズボーンが「パール」というアルバムの中で英訳して歌っているが聞いていて何とも言えない感動がある。高校~大学、そして専攻科終了までの間故郷をはなれたが、「仰げば尊し」は故郷から送り出すという意味合いも込めた歌だったのだと思う。


「ありがとうさよなら」は、初めて担任をした小学校4年生のクラスで卒業生を送る会のために合掌指導をした歌で、みんなの歌で確認し、楽譜を買って、何日も練習した。こちらは、出て行く、巣立っていくということが前面に出た歌である。NHKでこの時期に何度か放映されているが、個人的には中井貴一さんのものが一番印象に残っている。


そして3月、何度かのカラオケの際にどちらも歌っているのだが、今年になってその順番の違いに意識が向いた。「仰げば尊し」は先生~友達~教室(学校)の順番だが、「ありがとうさよなら」は友達~教室~先生の順番となっている。「ありがとうさよなら」は今となっては30年以上昔の歌となっているが「仰げば尊し」もっともっと古い歌である。先生が最初と3番目という一の違いがやはり社会の教職への尊敬度の変化に関わっているのかもしれない。そして親しみから言えば、やはり「ありがとうさよなら」の順番だろうか。そんなことを考えながら卒業式に関わるような歌をよく歌った3月ももうすぐ終わる。あと1週間もせずに、四月が始まる。

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