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2019年12月31日 (火)

今年読んだ小説

今年も、あと3時間程で終わる。週に数冊程度と相変わらず本はたくさん読んでいるが、小説は少ない。それでも、『線は、僕を描く』と『蜜蜂と遠雷』の2冊は2日ほどで完読し、その後も何度か読み直した。最初から小説を手に取ったわけではない、『線は、僕を描く』はマンガが先で、『蜜蜂と遠雷』は映画が先だった。それが面白かったので、小説を買って読んだというパターンだ。そういえば、『君の膵臓をたべたい』もマンガが先で、面白かったので小説を買い、映画のDVDも実写版とアニメ版の順で見た。図書館の司書さんに「おすすめの本はない?」といって紹介してもらうパターンをのぞけば、ここ数年は最初から小説を自分で選ぶことは減っている。

ただ、『線は、僕を描く』は水墨画、『蜜蜂と遠雷』はピアニストというクリエイティブな人たちを主人公にした物語という点で共通点がある。普通の人の感覚では気付かないことに気付き、努力を重ねる過程に心ひかれたということだろう。教育の現場や臨床心理の現場にあって、退治している相手が気付いていないことや自覚していないことが、パシンと直感的に理解できる時が何度かあった。その辺りの感覚とどこかしら共通しているものを感じるからという理由もあったのかもしれない。

いずれにしろ、今年も良い本に出合えた1年だった。来年出会うであろうまだ見ぬ本も楽しみに待ちたいと思う。

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