2009年9月23日 (水)

友と飲むグレンフィディック&スプリングバンク

昨夜、高校時代の友人と、いつものスナックに出かけた。久しぶりに飲みたい、ということで、彼はそのまま我が家に泊まる予定で、午後9時過ぎに家を出た。彼は、それほどお酒が強くはないのだが、それでもたまには飲みたい、とのことで久しぶりに2人で出かけた次第である。

酒はもちろん、ボトルキープをしてあるグレンフィディック。こちらは、いつものようにロックで、彼は水割りで杯を重ねつつ、カラオケを楽しんだ。大体いつも、1人で飲みに出かけることの方が多いが、仲の良い友人と出かけるのも好きである。たまたま知り合いの画家のS先生も飲みに来ていて、とても楽しい数時間となった。

楽しいと、うまい酒が飲みたくなる。こっそり、秘蔵のスプリングバンクも出してもらう。こちらはもちろん、ストレート。まず、横のS先生とショットグラスで乾杯。S先生は身体のために普段は焼酎だが、シングルモルトの味も分かっているので、1杯だけお誘いしたのである。友人も一口だけ味見をしたが、スプリングバンクは少しアルコール度数が高いので、後で水割りにしてもらった。

ところが、水割りにするとあまり美味しくない。スプリングバンクは、やはりストレートが断然美味しいことをあらためて実感した。アルコールに強くはないけれども、友人も同意見だった。結局、グレンフィディックのロックを3杯、スプリングバンクのショットを2杯、といつもよりも多めに飲んでしまった。特に悪酔いすることもなく、楽しい時間を過ごすことができたが、今日は一日、何となく身体がだるい。さすがに、歳を感じてしまったが、たまには、こんな休みも良いものだとしみじみ感じた夜だった。

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2009年8月 3日 (月)

久しぶりのteacher's

先日、友人からウィスキーをもらった。たまたま時間が空いていた時に、駅まで乗せてあげたお礼のつもりらしいのだが、それ程高いものでもないので、ありがたくいただく事にした。とは言っても、このティーチャーズは、決してまずいウィスキーではない。というより、シングル・モルト党であるにも関わらず、時々自分でも買ってくるブレンデッド・ウィスキーの1つなのである。酒に強くない友人だが、何かの拍子に話した時にあげた銘柄を覚えていてくれたのだろう。そんな訳で、さっそく封を切った。

明日も朝から用があるので、今夜のところはロックで1杯…という程度にとどめておこうと考えている。もっとも、美味しいスコッチを前にすると、鋼とまでは行かないまでもそれなりにあるつもりの根性が、豆腐のごとく軟弱になってしまうことが少なからずあるので、強い意思をどこまで維持できるか、はなはだ心もとないが。

さて、そのteacher'sだが、ハイランド・モルトをブレンドしたものであることが、その味からも良く分かる。好みのモルトと言えばキャンベルタウンのスプリングバンクやグレンスコシア、スペイサイドのグレンフィディックなどだが、ハイランドのグレンモーレンジやアンノックなども見事な美酒である。したがって、ベースのハイランド・モルトの味を上手く生かしているテーチャーズは、バランタインやジョニーウォーカー、オールドパー、シーバスリーガル、カティーサークなどと比較すると日本での知名度は低いかもしれないが、とても美味しいブレンデッド・ウィスキーなのである。

今日は、あまり夜更かしせずに…とは思っているが、日が変わるまでの残りわずかな時間を、久しぶりのオン・ザ・ロックで楽しもうと思っている。

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2009年2月22日 (日)

久しぶりの友とスプリングバンク

中学時代の友人から、休みで帰ってきたとの連絡があった。日中は所用があったので、夜いきつけのスナックへ2人で出かけた。今日のウィスキーはスプリングバンク。スコッチのシングルモルトで、英国王室御用達のキャンベルタウンの名酒である。

スプリングバンクは大好きなシングルモルトの1つだが、日本に入ってくる量はそれ程多くはなく、特に地方の小さな街ではそう簡単には手に入れられるウィスキーではない。値段も日常飲んでいるグレンフィディックの数倍はする。それでも、その値段が決して高いとは感じない美味しいスコッチである。

今日は、久しぶりに会ったこともあり、カラオケの選曲は「学生街の喫茶店」「コーヒーショップで」「まぼろしの翼とともに」「積木の部屋」「喝采」「北の宿から」「街の灯」「襟裳岬」など60年代から70年代の歌ばかりだった。懐かしい歌を歌いながらグラスを重ねる。友と過ごす時間をスプリングバンクの芳香が包む。至福のひと時である。

けれども、スプリングバンクは通常のウィスキーよりも少しアルコール度数が高い。その意味では、飲みすぎると翌朝まで残らないか、少し心配にならないでもないが、それでも、このひとときが嬉しい。

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2009年2月14日 (土)

バレンタインにバランタイン

バレンタインと言えば、日本ではチョコレートの贈り物が定番だが、スコッチ・ウイスキー党として心密かに夢見ていたのが、バレンタインの贈り物にバランタインを贈ってもらう…というシュチュエーションだった。他の人のブログのコメントにそのアイディアを書いたら、パートナーがウイスキーを飲むということもあり、「そのアイディア、いただき!! 実行します」という反応が返ってきたこともあったが、自分自身に関しては、まあしょせんは夢かな…と思っていた。

ところが、今年は、思いがけずバランタインをいただいた。2日前の誕生日のプレゼントと併せての贈り物…ということで頂いたのだが、例年はだいたいワインを頂いていた。けれども、私がスコッチをこよなく愛していることを知っていたので、今年はウイスキーということになったと言う。日本酒や焼酎、ビールはあまり好きではないが、ワインはけっこう好きなのだが、スコッチ・ウイスキーとなると別格である。しかも、ブレンデッドの名酒バランタイン…ということで、思いがけず夢が叶って、とても嬉しい1日となった。

バランタインを初めて飲んだのは大学時代である。ウイスキーは昔から好きだったが、大学時代の懐はそれ程豊かではなかったので、定番はキリンシーグラムのロバートブラウン、もしくはサントリー・オールド。ごくたまに、少し上のランクのエンブレムかリザーブ…といずれも日本のウイスキーで、スコッチはめったに買えなかった。それでも、ごくごく珍しいタイミングで、カティーサークやブラック&ホワイトやホワイトホース、そしてバランタインにありつくことができた。もちろん、12年物などは絶対無理だったが、それでの甘くて優しい香りのバランタインは、ジョニーウォーカー以上に憧れのスコッチだった。

働くようになってから、税率の変更などによりスコッチの値段もずっと安くなりスコッチ・ウイスキーを飲めるようになった。若い頃はまだシングル・モルトに目覚めていなかった事もあり、ベルやデュワーズ、フェイマス・グラウス、パスポート、ジョニーウォーカー(赤&黒)、ホワイトホース、カティーサークなどを楽しんでいたが、バランタインを買う回数は他のウイスキーよりも少し多かったと記憶している。最近はハイランド・モルトをブレンドしているティーチャーズを買う事が多いが、その次に買うスコッチのブレンデットとなると、やはりバランタインになる。スコッチのブレンデッド・ウイスキーの中では、大好きなものの1つである。

部屋には、封が切ってある竹鶴やティーチャーズが残っているが、それが空けば、多分バランタインの出番となるだろう。名酒バランタインに乾杯 !!

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2009年1月 6日 (火)

竹鶴12年

昨年最後に飲んだウィスキーは竹鶴12年ピュアモルトだった。ちょっとした合宿に参加するのにグレンフィデックをカバンに忍ばせておこうとしたのだが、仕事と準備に追われてバタバタしているうちについ入れ忘れてしまったのである。翌日、昼食に出た帰りに酒屋に入ったが、残念ながらスコッチのシングル・モルトは店にはなく、それならば、ということで日本の誇るモルトの1つ、竹鶴にした次第である。

モルト・ウィスキーなので、とりあえずストレートとしゃれ込んだが、やはりニッカの竹鶴、十分にストレートに耐える香りと味わいである。合宿でのグループの指導の先生と一緒に、10時頃から竹鶴を楽しんだ。先生は、日本酒だったのだが……。

それにしても、竹鶴は美味しい。サントリーの山崎や白州なども悪くはないが、竹鶴の方が個人的には好みの味である。お陰で一晩のうちにほとんど空けてしまった。本来、好みとしてはグレンフィデックをはじめとするスコッチのシングル・モルトが基本だが、良いものは良い。たまには、日本のモルトも美味しいものである。

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2008年8月21日 (木)

余市…スコッチではないが

バテ気味で少し気合を入れようとする時には、ウィスキーを1ショット飲むことがある。今夜は、ちょっとそんな気分だったので、ウィスキーを飲もうと手を伸ばした。ちょっと、ティーチャーズの方に手を伸ばしかけたのだが、1ショットならシングル・モルトの方が良かろうと思い直し、東京の研究会に持ち込んで、飲み残した【余市】の方を手に取った。

【余市】は、その名の示す通り、スコットランドではなく、日本の北海道で作られるニッカのシングル・モルトである。日本産ではあるが、シングル・モルトとしては良い味を出していて、もちろん、ストレートにも耐えうるしっかりとした味わいがある。好みのスコットランドのシングル・モルトと比較すると良くも悪くもまろやかではあるが、それは日本という風土と文化が育てた味わいであり、けっして悪くはない。

その証拠に、1ショットで止めるつもりが、ついつい2杯目をショット・グラスに注いでしまった。とりあえず、緊急かつ重要な案件をひかえている訳でもないので、気合を入れ直すつもりが、反対にくつろいでしまったという事だろう。暑さのためにだらけてたるんでしまった精神ゆえか、あるいは【余市】の上質の味わいが豆腐のような根性を軽く凌駕してしまったせいか、いずれにしても、結局は仕事にならなくなってしまった。

この際、無駄な抵抗はせずに、仕事は明日に回して、今夜は国産のシングル・モルトをじっくりと楽しむことにしよう。幸いなことに、明日はそれ程早起きをする必要はない。2時や3時まで飲み続けるつもりはないが、立秋を過ぎて少し涼しくなってきた8月の夜を、【余市】を片手にゆったりと過ごすのも良い。窓の外からは、虫の声が聞こえている。

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2008年6月12日 (木)

やはりグレンフィディック

先日、ほぼ2ヶ月ぶりにグレンフィディックを飲んだ。忙しかったこともあり、信じられないことだが5月は1滴もスコッチを口にしなかったので、さすがに飲みたい気持ちを抑えられず、グレンフィディックの登場と相成った訳である。もちろん、家にはベルやティーチャーズなどもあつたのだが、久しぶりのスコッチとなると、やはりシングル・モルトの名酒が良い。そんな訳でチョイスはグレンフィディックとなった。

少し寝不足の日が続いていたので、回るのは早かったが、それでも気がつけば、ロックで4杯目を飲んでいた。適度な癖と豊かな味わい……。焼酎が流行の昨今の日本の風潮ではそれほど有名とはいえないかもしれないが、さすがに世界レベルの名酒である。一口飲んだ瞬間「五臓六腑にしみわたる」という言葉が頭に浮かんだ。この味わいがあるからこそ、グレンフィディックを選んでしまうのである。

それでも、疲れのたまっていた身体に、ロック4杯は少しきつかったかも知れない。30分ほどで、コテンと眠ってしまった。心地よい眠りだった。

 

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2008年4月26日 (土)

グレンモーレンジ&ウシュクベ

昨夜は睡眠時間が少し少なめだったので、最初、今夜は大人しくホテルで早く寝るつもりだったのだが、ことウィスキーに関しては豆腐のような根性で、9時半ごろには、誘惑に負けていつものJoe's Barに出かけてしまった。ところが今夜はけっこう客が多く、いつもの指定席ではなく、カウンターの一番端に座った。

カウンターの一番端は、棚においてあるスコッチのラベルがよく見える。ということで、今夜はメニューではなく、ラベルを見ての注文となる。最初のオーダーはグレンモーレンジのマデラ・ウッド・フィニッシュ。緑の懐かしいラベルのボトルが置いてあったので、思わず頼んでしまった。ここでグレンモーレンジを飲むときは香りの甘いシェリー・ウッド・フィニッシュを注文することが多いのだが、今回は緑のラベルの自己主張に敗れた。シェリーWFよりもワイルドな味わいは、けっこう、今夜の気分に合っていた。

続いて目立ったのは、ウシュクベ。ブレンデッドではあるが、ウィスキーの語源となったとも言われるその落ち着いた味わいは、モーレンジのマデラWFとの対比において、けっこう納得できるまろやかさであった。ただ、シングル・モルト派としてはブレンデッドで終わるのはいささか違和感があり、3杯目を悩むことになる。

その間に、少しばかり幕間の楽しみが生じた。いつもスコッチばかり注文している私に、マスターは「たまにはブランデーは?」という。こちらが渋っていると、味見用のグラスにポール・ジローを注いでくれた。ポピュラーではないが、それなりに酒に親しんでいる人間にとっては知る人ぞ知る…の名酒であり、スコッチ党の私も、その名前は知っていた。シングル・モルトを飲みだしてから、ブランデーのまろやかさに飽き足らないものを感じ、ここ何年かはほとんど飲んでなかったのだが、ポール・ジローの繊細でバラエティーに富む奥深い味わいは、スコッチのシングル・モルト党をも唸らせる味であった。

だが、スコッチのシングル・モルト党としては、ブランデーで終わるわけにはいかない。ただ、体調を考えれば、度数の高いものは自重しなければならない。で、結局、グレンモーレンジのポートWFで終わることにした。ハイランド・モルトの名酒はそれぞれに味わいがあり、決してこちらの期待を裏切らない。今夜も楽しいひとときを過ごすことが出来た。

 

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2008年4月 5日 (土)

今宵はグレンフィディック

3月はけっこう忙しかったので、ゆっくりとグレンフィディックを飲む時間が取れなかった。というよりも、ウィスキーそのものを飲む機会がわずか2回しかなかった。そのうちの1回は津でアラン・モルトやストラスアイラを飲んだのだが、もう1回は、送迎会の二次会で、なんとかサントリーの角が飲めたという状況だったので、スコッチ党を自負する身としては悔いの残る1ヵ月だった。

4月も年度初めで仕事が変わったこともあり、多少バタバタしていたのだが、さすがに1ヶ月グレンフィディックから遠ざかっていると、どうしても飲みたくなる。そこで今宵は、およそ1ヵ月ぶりに行きつけのスナックでグレンフィディックとカラオケを楽しむことにした。スプリングバンクやグレンスコシア、グレンモーレンジなどもいいが、グレンフィディックはやはり一番多く飲んでいるスコッチのシングル・モルトであり、幼なじみの親友のようにすっと喉に入ってくる。ある意味では、1番安心して飲めるスコッチかもしれない。

グレンフィディックの通常の飲み方は、シングルのロックである。今宵もいつものようにそのパターンだ。氷を入れたグラスに、グレンフィディックを注ぐ。そして軽くグラスを回す。少し氷が溶けてウィスキーと混ざる微妙な琥珀色の液の揺れが口に含む時の味輪水を連想させる。口に含むと、グレンフィデック独特ののフルーティーな香りと少し水と混ざった際に出る甘味が口いっぱいに広がる。やはり、グレンフィディックは良い。

2時間ほどで、数杯ロックを飲み、10曲ほど歌を歌う。よく顔をあわす常連さんにリクエストをされ、徳永英明の「壊れかけのRadio」や「恋におちて」なども歌った。「恋におちて」の方はカウンター・テナーで小林明子のオリジナルを歌えるので、徳永バージョンは音の高さが中途半端な感じであった。半音か一音音程を上げれば、このアレンジはけっこう歌いやすそうな感触である。が、カバー・バージョンの「わかれうた」は、徳永のアレンジは少し軽い感じがする。やはり、好みとしては中島みゆきのオリジナルの方が良さそうだ。いずれにしろ、徳永の歌を聞いた事がないので、また時間を見てCDアルバムをレンタルしてこようと思った。

そんなひとときを過ごした後、帰宅する。明日は日曜日。少し酔いの回った気分を楽しみつつ、眠りにつこうと思う。

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2008年3月22日 (土)

アラン・モルトとストラスアイラ

今宵も、津に一泊と相成ったので、いつものJoe's Barに出かけた。カウンターに座ったとたん、バーテンの女の子が「アラン・モルトが入りましたよ」と言う。軽く飲めたアラン島のブレンデット・ウィスキーであるロック・ランザが頭に浮かび、さっそくショットで注文した。アルコール度数は少し高かったが、飲み口は軽く余韻もそれ程ない。逆に言えば、モルトとしてはその軽さが一風変わっていて心地良くもある。ロック・ランザの軽さと通じるところだ。軽さを味わいたいときには、けっこう良いチョイスということになる。たまには、こういう軽い味わいのモルトも悪くない。選択肢の一つとして置いておくのに良いスコッチを体験した…という感じである。

続いてのチョイスは、ストラスアイラ12年。最も愛飲するグレンフィディックと同じスペイサイドのモルトである。ただ、グレンリベットなど他のスペイサイド・モルトはいくつか味わったことはあるが、ストラスアイラは飲んだ記憶がない。その意味ではけっこう楽しみであった。

ひとくち口に含むと、フルーティーな香りが広がる。感じとしては、グレンフィデックの味わいとも通じるところがある。愛飲しているグレンフィデックをわざわざ場所を移した津で味わう気はあまりないが、その代わりとしてストラスアイラはけっこう面白そうである。その意味において、なかなか勘のさえたチョイスだったかも知れない。グレンモーレンジなどと共に、また時々飲むのも良いかも知れないと思う嬉しい味わい。明日の予定のことを気にしてショット2杯で自重したが、今宵も楽しいひとときだった。
 

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2008年2月16日 (土)

今宵はタリスカー

今晩も津に泊まり、となったので、いつものJoe's Barに出かけた。とりあえずはグレンモーレンジのシェリーウッド・フィニッシュをたのみ、その後はタリスカーの10年とDouble Matured を飲み比べた。

10年は癖はあるが、その野生的な味わいがけっこういける、という感じでDouble Maturedの方は、その癖をうまく残しながらも上品に仕上げていて、その味わいがまた奥深くてよい。けっきょく、それぞれを交互に飲みながら、タリスカーを満喫するという感じであった。

飲みながら、タリスカーが日本でもけっこう馴染み深いブレンデッド・ウィスキーに入っていたことを思い出したが、それが何だったか思い出せない。ホワイトホース? バランタイン? ジョニー・ウォーカー? その辺りまで絞り込めたのだが、そこから先が進まなかった。

マスターに聞いてみたが、マスターもすっと出てこなくて、結局、調べてくれた。それによると、ジョニー・ウォーカーの赤に使われていたことが分かった。こんなことを考えながら味わうウィスキーもまた楽しいものである。

 

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2008年2月 1日 (金)

グレンフィディックの夜

忙しい毎日の中で、心身に疲れがたまっている。と言うか、若い頃は一晩眠れば疲れは取れたのだが、さすがに、とても若いとは言えなくなった今では、一晩寝ても疲れが残ることが少なくない。やはり、土日に休養日が取れないことが響いているのだろう。

とは言っても、なかなか日程調整ができないので、明日がそれ程早起きしなければ良い事もあり、せめて今夜くらいはゆっくりしたいと思った。となれば、頭に浮かぶのはグレンフィデック。ウィスキーの世界の我が親友である。グラスに氷を入れて、少し色の薄い琥珀の液体を注ぐ。トク、トク、トク…という音と共に芳香が辺りに漂う。何とも言えない珠玉の時間である。

もちろん、スプリングバンクやローズバンク、グレンスコシアなどのキャンベルタウンの名酒たちも好きなのだが、キャンベルタウン・モルトの風情は、親友というよりも恋人…と呼びたい甘い味わいがある。今日は、恋人よりも親友との語らいを楽しみたい雰囲気なので、チョイスとしてはグレンフィデックなのである。

外は寒く、明日は早くなくても良いので夜は長い。久しぶりにグレンフィディックとの語らいを楽しみたいと思う。

 

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2008年1月19日 (土)

今宵はアイラで

今日明日と津で用があるため、駅前でいつものように1泊することにした。当然、いつものJoe's Barに顔を出す。お目当てはもちろんウィスキーである。ただ、今夜は、ホテルに戻ってしなければならない仕事を持ち込んでいるので、ゆったりと時間をとって楽しむ余裕はない。マスターもマッカランの美味しいのを薦めてくれたのだが、ボトルを見てみると53%。もちろん、スプリングバンクなどを飲んでいるので、それ自体が苦痛なわけではないし、度数に関係なく美味しいモルトは美味しいし、すっと入ってくる。けれども、今日は持ち込んでいる仕事のことも考えて自重した。それでも、マスターは味見をさせてくれた。

確かに度数の割にはまろやかで、すっと入ってくるし味わいも深い。ただ少しまろやかさが勝っている感じで、好みとしてはもう少し荒々しい癖があっても良いかも知れないと思った。時間の余裕がある時に、ゆったりと楽しみたい味であった。

ただ、持ち込んでいる仕事を無視するわけにもいかない。そんな訳で今夜は、度数の高いものは自重した。そこで、まずはラフロイグ10年。度数は43のアイラ・モルトである。適度な癖は、シングル・モルト好きにはちょうど良い。口に含んで香りを楽しみながら、ゆっくりと味わう。好みのサッカーチームの試合を楽しみながら味わいたいような雰囲気があり、ストライカーのモルトという感じか。

続いてのチョイスは、ボウモアの12年。アイラ・モルトの個性を生かしながらも割りと上品にまとめられた味わいは、ジャス・ピアニストの風情だろうか。橋本一子でも聞きながら、一口一口を楽しみたいところである。ひととき、仕事を忘れてアイラ・モルトのワールドでの散歩を楽しむ。この心地良さを堪能できるささやかな幸せがここにある。

もう1杯…という悪魔の囁きも心をよぎったが、この一週間の疲れや、ホテルに持ってきている仕事のことも考えて、さすがにそれは自重した。それでも、ささやかな幸せを感じたひとときであった。

 

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2008年1月13日 (日)

グレンフィディックの味わい

この連休は、久しぶりにグレンフィディックを飲んだ。スペイサイド・モルトのグレンフィディックは、この10年ほどの間では、もっともよく飲んでいるウィスキーであると同時に、もっともよく飲んでいるお酒でもある。そのグレンフィディックを12月はまったく飲んでいなかったのだから、ストレスがたまるのも分かる。

去年、最後にグレンフィディックを飲んだのが11月の22日。数えてみると1ヵ月半ほどグレンフィディックから遠ざかっていたことになる。もちろん、ウィスキー自体は12月にも1月にも飲んでいたのだが、1月半ぶりのグレンフィディックの味わいはまた格別であった。五臓六腑に染み渡るという言葉があるが、最初に一口含んだ時の味わいは、その言葉を実感した。

グレンフィディックは、スコットランドのスペイ川の周辺で作られているシングル・モルトだが、その豊かな香りと口の中に広がる味は温かな包容力と押し付けがましくない個性が感じられる。通常はロックで楽しむが、グラスを軽く回して少し氷が解け始めた時にほのかな甘味が感じられる。あまり、ウィスキーが強くない人には「水割りにすると甘味が出るから」と言って水割りをすすめたりもするが、自分が飲むときにはやはりロックかストレートが良い。もちろん、身体のため、そして1口1口を丁寧に味わうためにはチェイサーが必需品である。行きつけの店は、何も言わなくても用意してくれるので安心してグレンフィディックを楽しむ。だいたい、3,4杯、多くても5,6杯が味わいを楽しみつつ飲める量だろう。

仕事や原稿などの予定はつまっていても、さすがに連休ともなればグレンフィディックを楽しむ時間くらいは作れる。さすがに久しぶりだったこともあり、3杯ではすまなかったが、グレンフィディックを前にして数時間、楽しい時間を過ごすことが出来た。次の土日も予定は詰まっているが、できれば少し、ウィスキーを楽しむ時間は作りたいと思っている。

 

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2007年12月21日 (金)

ロイヤル・ハウスホールド

シングル・モルト派になる以前、市内の週一でライブをしていたラテン・バーでウィスキーをショットで頼んで色々と飲み比べていた時期があった。その時に一度頼んだのが、このロイヤル・ハウスホールドである。バランタインやジョニーウォーカー、オールド・パーほどには日本では馴染みのない名前かも知れないが、このロイヤル・ハウスホールドは、ブレンデット・モルトの高級ウィスキーである。

当然、ショットで飲んだ時もけっこう値段は高かったわけだが、その値段に相応しく落ち着いた味わいのウィスキーだった。ロイヤルの名を冠するのは王室御用達のウィスキーであることにも寄るそうだが、確かに美味しいけれども、その値段を払って何度も飲もうというほどの魅力は感じなかった。

やがて、シングル・モルトに手を出し始め、そこではグレンフィデックをメインに、グレンモーレンジやアンノックなどのモルトをキープしていたがその時期に飲んだモルトで最も感動したのがスプリングバンクの23年ものだった。こちらも、王室御用達という話を何かで読んだ記憶があるが、これは、その後、お金に余裕があった時期にボトルキープをしてしまった。その意味では、グレンフィデックとスプリングバンクとの出会いがシングル・モルト派になるきっかけとなったのである。

もちろん、ロイヤル・ハウスホールドはブラック&ホワイト系の上品で美味しいブレンデッド・ウイスキーである。だが、シングル・モルトの個性を味わう楽しみを知ってしまうと、そのまろやかさがどこかしら物足りなく感じてしまう。その意味では、ロイヤル・ハウスホールドを味わったことによってシングル・モルトの面白さに目覚めたと言えるのかもしれない。

12月は仕事などの忙しさもあって、少しスコッチ・ウィスキーから遠ざかった日常を送っているが、年末から年始の休みは、じっくりとスコッチを楽しみたいと思っている。

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2007年12月17日 (月)

キャンベルタウン・ロッホ

12月に入って初めて酒を飲んだ。忙しさのために2週間以上の禁酒となってしまっていたわけで、多少ストレスがたまるのも当然かも知れない。残念ながら、今夜は宴会の席だったので、ビールと焼酎を飲んだだけだが、久しぶりにアルコールが入ったのでウィスキーのことを書きたくなった。

最近はずっと、シングル・モルト派を決め込んでいるが、それでも美味しいと思っているブレンデッド・モルトもある。テーチャーズ、ウシュクベ、ロックランザ、バランタイン、デュワーズ、フェイマスグラウスなどがそうだが、ブレンデッド・モルトの中で特に印象に残っているのはキャンベルタウン・ロッホである。

スプリングバンクやグレンスコシアといったキャンベルタウン・モルトはシングル・モルトの中でも特に愛飲するものだが、そうしたキャンベルタウン・モルトの味わいを生かしたブレンデット・モルトがこのキャンベルタウン・ロッホである。けれども、残念なことに三重の地方都市ではこのウィスキーをもう一度手に入れる術はない。我が家には、空になった空き瓶だけが残るのみである。機会があれば、ぜひもう一度飲みたいのだが……。

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2007年10月16日 (火)

シングルトン、そしてブローラ

週末からずっと忙しい日が続いていたが、唯一の救いは、シングルモルトだった。

12日の夜は睡眠不足を押して職場の人とグレンフィデックとグレンモーレンジを飲んでいたのだが、相手の方がそれ程強くなくて、量的にはグレンフィデックをロックで1杯、あとは薄めの水割りとあいなった。そこでこちらも、気持ちだけ遠慮してグレンフィディックをロックで2杯とグレンモーレンジをストレートで1杯飲んで止めて置いたが、楽しい時間を過ごすことができた。

ところが、12日と13日は津で演習と講義があり、津に1泊する事にしたのだが、12日の夜は伊勢の大祭の屋台で夜間に教育相談が設定されていたこともあって、演習を終わってからホテルにチェックインして荷物を置き、すぐに特急に乗って伊勢に向かった。夕食は哀れにもサンドウィッチと紅茶である。そこで、教育相談を終えて津に戻ってから、ホテルには帰らずにいつものJoe's barへと向かった。

さすがに、疲れと前日のシングルモルトおよび翌日の講義を考えてあまり多くは飲めないと思い、まずはシングルトンの18年をオーダーした。以前も書いたが、シングルトンは一時期の中断があるため、昔飲んだ味とは微妙に異なっている。それでも、シングルトンの味の個性は維持しているので、飲むつもりになった。上品な味わいと18年物のまろやかさは疲れた身体にも心地よく染み込んでくる。ジャズのライブを聞きながら文庫本のページをめくりつつ、ささやかな時間を楽しむ。満足の1杯だが、ストレートで頼んだのに、チェイサーを忘れていたのは、まだなれないボーイのご愛嬌だろう。チェイサーがないことにまったく動じていない自分が怖くもある。身体のためにはきちんとチェイサーを頼むべきなのだが……。

そんなこんなで、ストレートグラスに注がれたシングルトンを楽しんだのだが、それでも、グラスの魅惑の液体は無限には存在しない。15分ほどで飲み終えた後、次の選択を考える。疲れ具合と朝からの講義のことを考えればもう1杯が限度だろう。少し迷った末にブローラを注文する。「真の貴婦人」というコピーを捧げたい味わいは、最後の1杯を締めくくるのに相応しい。今度は、チェイサーもきちんと頼む。身体のため…というより、1度水を飲んで口の中のシングルトンを洗い流してからブローラを楽しみたかったからである。ブローラの味わいは、そうさせるだけの気品を持っている。それに敬意を表しての行動である。

水を飲んだあと、軽くブローラを口に含む。口いっぱいに魅惑の貴婦人の味わいが広がる。水曜日から続いた寝不足と、水曜日まで続くであろう忙しさを忘れさせてくれる魅惑の時間がそこにある。心を亡くしそうな時間にゆとりを取り戻してくれる値千金の1杯。こうしたひとときに拘る間は、忙しさに負けずにやっていけるのだと思う。

我が愛しのシングルモルトたち。私は幸福だとしみじみ思う。

 

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2007年9月 1日 (土)

アイル・オブ・ジュラ、そしてローズバンク

午後からの大学での研究会に続き、明日はカウンセリングの講座が入っているので、今日も津での1泊ということになった。ということで、今夜もJOE'S BARへ出かけて、シングルモルトを味わった。津での宿泊の楽しみは、ここのところ数杯のウィスキーとなっている。

今日の1杯目はアイル・オブ・ジュラこのところの疲れで酔いが早いようだが、宝石のようなシングルモルトの味わいは心地よく疲れを癒してくれる。香りを味わい、一口、口に含む。何ともいえない琥珀色の至福の時間である。一口一口をゆっくり楽しみながら飲んでも、何口か飲めばショット・グラスは空になる。このまま眠るまで飲んでいたい気がしないでもないが、来週の講演の原稿がまだ完成していないこともあり、2杯目はローズバンクにした。とは胃っても、今日はシグナトリー・ヴィンテージのローズバンクにする。軽く上品な「カワイイ女の子」的味わいの中にもこだわりが感じられる。ここで止めれば、何とか原稿を考えるくらいはできそうである。

これで終わりにする、と心に決めて、ジックリとローズバンクを味わう。芳香が口の中を満たし、喉を淡い琥珀の液体が滑っていく。BGMはジャズ・バンドの生演奏。割とオーソドックスな音がローズバンクの可愛らしい味わいと重なる。こういうゆったりとした時間は久しぶりである。明日も、それなりに予定は詰まっているが、このゆったりと流れる琥珀の時間が全てを許すゆとりを心に回復させてくれる。

酒に飲まれるのではなく、酒を味わい、酒を楽しむ。このような接し方を貫けば、酒は人生における親友であり得る。このような関係を一生続けたいと思っている。

 

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2007年8月19日 (日)

ベルとティーチャーズを空けながら

17日から19日までの3日間、東京で行われた全国研究会に出かけた。三重県の事務局長と全国委員をしている以上、忙しくても簡単には欠席できない。そういう立場である。3日間の全国研究会は、色々と興味深い講演や発表があり、今年はけっこう《学び》を楽しめたように思う。

さて、全国研究会に宿泊して、けっこう楽しみにしているのは寝るまでのひとときを仲間たちと酒を飲みながら語り合う時間である。ワインやビールの持ち込みは多いが関西のTさんが私と同じウィスキー党の同志なので、今回も2人でウィスキーを楽しんだ。Tさんが持ってきていたのはベル。最近はちょっと飲んでいないが、一時期は良く飲んだブレンデッドのスコッチである。電車の中で飲んできたのか、ボトルの半分ほどしか残っていなかったが、こちらがウィスキーを持って行くのを当然のごとく予想している。ただ、銘柄が何か…というだけの話である。

今回は、ティーチャーズを持って行ったのだが「おっ、いつも飲んどるウィスキーや」とのこと。さすがに、ウィスキー党。値段が手ごろだが美味しいというのを良く知っている。ウィスキーの味が分かる人間とウィスキーの話をしながら飲むのは楽しい。Tさんの存在が何ともうれしい夏の全国研究会である。

他の参加者はビールやワインを飲みながらいろいろと話しているのだが、ウィスキー党は2人だけ。それでも、ベルは11時過ぎには空になり、ティーチャーズを開ける。ハイランドのモルトをブレンドした味わいは、気の合った仲間たちとの会話を肴にして、一層豊かになる。そんな時間を過ごせば、1本半ほどのウィスキーであっても残るわけがない。帰りのカバンが軽くなるだけである。

研究会そのものは熱気溢れる発表や討論が続くマジメなもので興味深いものだったが、ウィスキーを片手に過ごした仲間たちとの時間もまた楽しいものだった。とは言っても、寝たのは午前2時半頃。危うく朝食を食べ損ねそうになる時間まで寝過ごし、帰りの電車でもシッカリ寝ていた。

 

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2007年8月 4日 (土)

グレンモーレンジ、シングルトン、そして…

久しぶりに津に泊まる事になったので、少し遅めの夕食を終えてから、Joe's Barに足をのばした。もちろん、ウィスキーを飲むためである。取り敢えずの1杯目はグレンモーレンジのシェリーウッドフィニィッシュ。柔らかな味わいのシングルモルトである。マスターがまだ出てきていなかった事もあり、店の女の子に無理難題を言うのも何なので、一応、1杯目はメニューに出ているものを注文したのである。

それを空けるころにマスター登場。早速、メニューには出てないシングルトンをオーダーする。シングルトンを飲むのは久し振りである。1度は閉鎖したモルトなので、味がどうなっているかが気になったが、シングルトンのまろやかで豊かな味わいは受け継がれていた。ただ、微妙に雰囲気が異なるのは、閉鎖の際の空白の影響なのだろう。それでも、シングルトンの味わいは健在なので、多少は安心した。

次に飲んだのはブッシュミルズ。基本的にはスコッチ党だが、このアイリッシュ・ウィスキーは素朴な味わいが魅力である。小さい頃の故郷の風景を思い出すぼくとつな味わいは、飲んでいてほっとする。ススキが揺れる空き地。夏の日差しを浴びてたわわに実るとうもろこし。そんな風景が心に蘇る。たまには、こういうウィスキーも楽しい。

そして最後は、もっとも愛飲するグレンフィディックの弟分バルヴェニーのダブルウッド・フィニッシュ。グレンフィディックと同じ製造元のものとは思えない独特の個性が魅力である。グレンフィディックの洗練された味わいとは異なり、愛すべきやんちゃ坊主という雰囲気がこのバルヴェニーにはある。

明日の予定を考えるとそれ以上グラスを重ねるのには躊躇せざるを得なかったが、ショット・バーで様々なウィスキーを味わえる楽しみを満喫した。月に1度行けるかどうか…というところが残念でもあるが、忙しい8月を何とか乗り切って、またゆっくりとウィスキーを楽しみたいものである。

 

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2007年7月 8日 (日)

ウィスキーか泡盛か

6月以降、仕事の都合で、朝ゆっくりと寝ていられる毎日が続いていた。おかげで、すっかり夜更かし・朝寝坊の癖がついてしまったが、明日は久々に8時前に家を出なければならない。となれば、早く寝なければならないのだが、どうも夜更かしの癖がついてしまっていてあまり早いと眠くならない。とは言っても、睡眠不足で仕事に支障が出ても困るので、軽く酒でも飲んで布団に入るべきかなと考えている。

ただ、問題は、そのチョイスである。我が部屋には、ウイスキー、ブランデー、バーボン、ワイン、泡盛、焼酎があるのだが、さすがにワインは1人で1本を開けるほど飲んでは寝酒にならないので、泡盛かウィスキーあたりを数杯飲んで布団に入るのがbestだろう。

ただし、どちらを選ぶかは少し迷うところである。今空いているのは山崎とくら。ウィスキーならば、樽出しの山崎だから、ショット・グラスにストレート、泡盛ならばくらなのでストレートでも良いが、季節柄、氷を入れてロックというのも悪くはない。数杯ならば、どちらでも美味しく味わって、しかも二日酔の心配もない。ここ数日はアルコールを口にしてもいないので、その分も含めて、楽しく味わえるだろう。

おっと、迷っていても時間が過ぎてしまう。いっそのこと、両方を1杯ずつ……というのも1つの手かも知れない。早く寝て、明日に備えなければ……。今夜の目標は、12:00前に寝ることとしておこう。

 

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2007年6月30日 (土)

スプリングバンク、ローズバンク、そして…

2月以来、久しぶりに津に一泊することになったので、津駅前エイトビルにあるJO'S BAR(tel…059-225-2790)に出かけた。お目当てはもちろん、スプリングバンク。キャンベルタウン・モルトの「いい女」だが、このスコッチが飲める店はそれ程多くはない。が、このショット・バーでは、普通に飲める。スコッチのシングル・モルトのファンにはたまらない店である。

当然、最初の1杯はスプリングバンクである。オーダーはストレート。ショット・グラスに注がれた究極の「いい女」を鼻にかざして香りを楽しみ、その後、静かに口に含む。スプリングバンクの濃厚で鮮やかな味わいが口いっぱいに広がる。いつ飲んでも、期待を裏切らない豊かな味わいがこのスコッチにはある。

スプリングバンクを楽しんだ後、少しイタズラ心が目覚める。この店には、メニューに書いてある以上のスコッチの在庫がある。それを知っているので、いくつかのスコッチの有無をたずねてみた。ハイランド・モルトのアンノック、キャンベルタウン・モルトのグレンスコシア、アラン島のブレンデット・モルトのロックランザ、そしてキャンベルタウンのブレンデッド・モルトのキャンベルタウンロッホ……。ちょっとヘビーな選択だったためか、残念ながらどれもなかった。

だが、マスターもさるもの、おススメでキャンベルタウン・モルトのローズバンクを紹介してくれた。今まで飲んだことがなかったので、それにしたがってみる。確かに美味しいモルトである。「スプリングバンクが【いい女】なら、このローズバンクは【かわいい女の子】という味わいかな」と品評したところ、【かわいい女の子】というキャッチコピー(?)がえらく気に入ったらしく、「ではこれは?」と言って、いくつかのモルトを味見させてくれた。

その中で、うなってしまった逸品がシグナトリー・ビンテージのBRORA1981である。スプリングバンクが【いい女】、ローズバンクが【かわいい女の子】なら、BRORA1981は【真の貴婦人】という味わいである。度数は59.3%となかなか強いが、にも関わらずとてもまろやかでフイニィシュの上品な味わいは、まさに貴婦人という言葉が相応しい。

他にも味見をさせてもらったモルトには【品の良い中年】【精悍なスポーツマン】と言ったキャッチコピーを捧げさせてもらったが、それもマスターから「ピッタリ!!」との評価をいただいた。その後、少しウィスキー談義をしてホテルに帰ってきたが、なかなか楽しいひとときだった。帰りがけに「また準備しておきます」との一言をもらった。次の機会が楽しみである。

 

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2007年6月25日 (月)

Teacher's…けっこう美味しいブレンデッド

Teacher'sというウィスキーがある。スコッチのシングル・モルトをこよなく愛する私だが、このTeacher'sはシングル・モルトではなく、ブレンデッド・モルトである。それでも、このTeacher'sはけっこう美味しく、また値段もけっこう手ごろなので、見つけると好んで買い求めることが多いブレンデット・モルトなのだ。

以前、市内に、毎週ライブをするラテン・バーがあった。同時に、県下でもっとも多くの種類の洋酒を揃えている店でもあった。その店はもちろん今もあるのだが、ライブ自体は新しく名古屋の方に作った店で行っているが、こちらでは行われなくなったので、以前は毎週通っていたその店への足も遠のいている今日この頃である。

その店では、当時、いつも5~6本ウィスキーのボトルをキープしていて、ライブの出来によって飲むボトルを変えていた。スタッフの間では、「今日はどのボトルが出ているのか」と、けっこう話題になっていたらしい。そのボトル、もちろんほとんどがスコッチのシングル・モルトなのだが、唯一、ブレンデッド・モルトが混じっていた。それがTeacher'sであった。

スコッチの中でいくつかの好みのシングル・モルトを並べてみると、けっこうハイランド・モルトが多い。つまり、スコットランドのハイランド(高地)地方で作られているモルトのことをそう呼ぶ。アンノックやグレンモーレンジなどはそのハイランド・モルトである。実は、このTeacher'sは、そうしたハイランド・モルトをベースにブレンドされたブレンデット・モルトなのである。

それゆえに、飲んでいてもハイランド・モルトの味わいが口に広がる。だが、シングル・モルトの強烈な個性は影をひそめ、まろやかになっている。その意味では、ハイランド・モルトの雰囲気を味わいつつ、かつけっこう普通の人にも飲みやすいウィスキーである。

先週、またTeacher'sを買ってきた。多分、来月には空いていることと思う。暑い夏の夜、ウィスキーを楽しむ。琥珀色の時間である。

 

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2007年6月18日 (月)

今日は山崎

昨日と一昨日の晩はDVDを見ながら【久米仙】と洒落込んでいたが、残念ながら【久米仙】は昨日で空になったので、今日は【山崎】のボトルを引っ張り出した。と言っても、毎日毎日大量にアルコールを摂取している訳ではない。飲まない…となれば数週間まったくアルコールを飲まないこともある。たまたま、数日続いてしまった…という感じである。

まあ、それでも山崎だから文句はない。日本のシングルモルトの中では、なかなかの逸品である。当然、水割りなどは勿体ないので、ショット・グラスに1杯、琥珀の美酒を注ぎ込む。別に、大量に飲む気はなく、多分、この1杯か、せいぜい2杯目で終えるつもりでいる。

美味しいウイスキーを美味しくいただくに際し、必ずしも量を必要とする訳ではない。口に含んだ一口を落ち着いて味わいながら、香りや味を楽しむ。そのゆったりとした時間そのものの中に心ゆくまで身を置いていれば良い。

仲の良い友人たちと、なじみの店で、可愛い恋人と…あるいは、好きな映画や音楽を楽しみながら…。そうした楽しみ方も良いが、じっくりとウイスキーそのものを味わうのも良い。いずれにしろ、楽しみ方はたくさんある。うっとうしい梅雨の夜、こんな時間の過ごし方も趣があって良いかもしれない。

 

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2007年6月12日 (火)

山崎の味わい、キースの味わい

普段はスコッチのシングルモルトが中心なのだが、研究会の仲間からプレゼントされた山崎蒸留所のモルトがあったので、今日は山崎を味わう気になった。さすがに、日本のウイスキーの代表的なシングルモルトの1つである山崎……。その味わいは深く、ストレートが美味しい。

入梅の声は間近だが、その割に暑い日々が続いている。ニュースによれば北海道では30℃を越える真夏日になっているようである。暑くてダレそうになる夜は、濃い酒を少量飲む。酔っぱらわないように量さえきちんと自制すれば、程よい刺激になる。

このことを最初に目にしたのは、芥川賞作家・庄司薫の《赤頭巾ちゃん四部作》の4作目『僕の大好きな青髭』だったように記憶している。大学時代にそれを真似して、少量で抑えるので成功したときはうまくいったので、暑くてダレそうな時は時々やるようになった。

ただ、今日に関しては、特に大きな仕事がある訳ではないので、純粋に山崎の味わいを楽しんでいる。日本の誇るモルトだけあって、香りも上品だし口の中に広がるテイストも心地よい。ただ、もっとも良く愛飲しているグレンフィデックと比較すると、よくも悪くも、山崎の方がまろやかなのかな…という印象である。

となると、BGMはキース・ジャレット。【ケルン・コンサート】のCDを取り出して、ステレオにセットする。山崎の肴には、大人の音楽ジャズが良い。特に、キースの上品なピアノの魅力を十二分に伝えてくれる【ケルン・コンサート】はベスト・チョイスだと思う。

クーラーも扇風機も無い部屋だが、山崎の香りとキースのピアノが身体を包み、心に染み込んでくる。味わい深い初夏の夜が更けていく。

 

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2007年5月24日 (木)

カティー・サークの夜

カティー・サーク号が炎上したというニュースを聞いた。ウイスキー党としては、それなりに感慨深いニュースであった。ここ数日の朝がそれ程早くなくても良いこともあり、久しぶりにカティー・サークのボトルを取った。

グリーンのボトルの真ん中に張られた黄色のラベルの真ん中にはカティー・サークの絵が帆にいっぱい風を受けて海を進んでいる。ウイスキーの味も、当時の最速の帆船の名に恥じず、軽く、飲みやすい。忙しい時に、軽く気分直しに1杯…というのにも、あまり酔っぱらえない時に水割りを数杯…という形で楽しむ際にもピッタリのブレンデッド・ウイスキーである。

DVDを見ながらパソコンを開き、ウイスキーを楽しむささやかなひととき……。そんな時間があったことを久しぶりに思い出させてくれた今宵は、カティー・サークの夜であろう。

 

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2007年5月 7日 (月)

グレンモーレンジを味わう

昨夜は久しぶりにグレンモーレンジを飲んだ。グレンフィデックをロックで2杯ほど飲んだ後だったが、もちろん、その程度で味がわからなくなるほど酔っぱらうわけではないので、ショット・グラスに1杯だけついで、ストレートで味わった。

周りの連中は、ジョニー・ウォーカーの黒ラベル(ジョニ黒)を飲んでいたのだが、グレンフィディックなどのシングル・モルトを楽しみだすと、ジョニ黒やカティー・サーク、バランタイン、オールド・パー、シーバス・リーガルなどのブレンデッド・モルト・ウイスキーでは物足りない。もちろん、それらも美味しいウイスキーであることに異論はないのだが……。ただ、せっかく美味しいグレンモーレンジがあるのに、ブレンデッドでなくても良いだろうということで、1人、シングル・モルトを楽しんだ次第である。

そう言えば、四月は忙しかったし、連日、朝も早かったので、あまりウイスキーを楽しむ余裕はなかった。そうした無念を晴らしてくれるだけの味わいを、グレンモーレンジは持っている。ショット・グラスに注いで、まずその豊かな香りを味わい、グラスを傾けて口の中に流し込む。芳醇な味が口いっぱいに広がる。やはり、グレンモーレンジだ…と納得できるひとときである。

だが、グレンモーレンジはその1杯だけにして、その後はグレンフィディックに戻った。もちろん、グレンフィデックもスペイサイドが世界に誇る美味しいスコッチのシングル・モルトの逸品である。久しぶりに、美味しいスコッチを味わいながら、連休最後の夜が更けていった。特に、特別なことがあった訳ではないが楽しいひとときだった。

 

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2007年4月 7日 (土)

久しぶりのウイスキーは

新しい職場での1週間はとりあえず無事に終わった。昨年よりも起きる時間が早まり、拘束時間も長くなるので多分、一ヶ月は疲れもたまるだろうと思う。そのこともあって、一週間以上ウイスキーを飲まなかったが、今日は十分に睡眠をとったし、明日は早起きをする必要もないので、久しぶりにグラスを出した。

ただ、10日ほどウイスキーは飲んでなかったし、先週は体調も今ひとつだったので、最初から飛ばし過ぎてもよくないと思い、まずは水割りのスタートである。水割りにシングル・モルトを使うのはもったいないので、まずはカティーサーク。お気に入りのグレンフィデックと同じ緑の瓶である。ただ、日本では圧倒的にカティーサークの方が有名だろう。軽く飲みやすいタイプのブレンデッド・モルトで値段もそれほど高価でなく、その点でも気持ちよく飲めるウイスキーである。

ただ、久しぶりにウイスキーを楽しめる時間だから、カティーサークだけではもったいない。1、2杯飲んだところでロックにスイッチしよう。当然、次はシングルモルト。さすがに、秘蔵のスプリングバンクを開けるつもりはないが、グレンフィデックでも楽しもうか。

グラスの中で氷が囁く。舌が、胃袋が、久しぶりのウイスキーの味わいを楽しんでいる。ささやかな幸福の時である。

 

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2007年3月 7日 (水)

「早春賦」の似合う夜

昨日、そして今日と、夜はけっこう冷え込んでいる。今朝は、朝の仕事がなかったので、昨夜は久しぶりに行きつけのスナックでグレンフィデックを楽しんだ。もちろん、カラオケも…。先月に行った時は「春よ、来い」(ユーミン)「襟裳岬」(森進一)「サボテンの花」(チューリップ)などと共に「早春賦」といった冬から春にかけての歌を歌ったが、その後、暖かい日が続いたので、今回はもう少し春にシフトするつもりだったのだが…。

グラスに氷を入れて鹿のラベルのボトルから淡い琥珀色の美酒を注いでもらう。軽くグラスを回して香りを楽しみながら、ゆっくりと口に注ぐ。疲れていた心身が蘇るような感触…。やはり、グレンフィデックは美味しいシングルモルトである。

2杯目を飲みながらの選曲は「あいつ」(風)「春雷」(ふきのとう)そして「卒業写真」(ハイ・ファイ・セット)それから「仰げば尊し」…。春と言えば卒業のシーズンでもある。ついでに「SAYONARA」(メアリー・マクレガー/さよなら銀河鉄道999)も歌った。店の女の子や常連さんたちとの会話も楽しみながらグラスを重ねる。4杯目を数える頃には午前零時半を回っていた。そろそろ帰る時間とばかり「もののけ姫」を入れる。ラストソングとして固定してあるので、ママが勘定を始める。そしてタクシーで帰宅。

仲の良い友人たちとウイスキーや泡盛を飲みながら、ギターを片手に歌うのも楽しいが、行きつけの店でグレンフィデック…そして時にはスプリングバンクやグレンモーレンジも…を楽しむのも良い。ウイスキーと共に過ごす楽しい時間である。

 

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2007年2月11日 (日)

久しぶりのスプリングバンク

2日連続の研究会が大学であったので、駅前のホテルに泊まった。1日目の予定と夕食の後、駅前のJo's barに何年ぶりかで足を運んだ。泊まらないと飲酒運転になるのでここのところずっと行っていなかったが、1000種類ほどの洋酒の品揃えを誇り、時々はライブもしている。お目当ては、当然、シングルモルトのスコッチ・ウイスキーである。

まずは、当然のことながらスプリングバンクをオーダーする。当然、ロックは勿体ないのでストレートである。関西から来た古くからの研究会仲間の息子がイギリスへ行くということで、彼にもスプリングバンクを勧めた。「これはうまい」と好評であった。

ついでに少しワルノリして、関西の若い連中にも味見をさせてみた。1人は山崎をロックでたのんでいたくらいなのでウイスキーを飲みなれているらしく「おいしい」とのコメントだったが、甘い匂いに誘われて軽い気持ちでトライしてみたらしいあとの2人は「喉が熱い…」と絶句。スプリングバンクは普通のウイスキーよりもアルコール度数が高いのでウイスキーに慣れていない人がストレートで飲めば、ある意味では当然のコメントだと言えよう。

イタズラはそれで終わったが、その後、色々な話に花を咲かせつつ、ゆったりとスコッチを味わった。スプリングバンクの次は、グレンモーレンジのシェリーwf。これまたストレートで懐かしい味わいを楽しむ。

フルートの生演奏と美味しいウイスキー、そして気の許せる研究会仲間たちとの語らい……。久しぶりの楽しいひとときだ。さすがに、2日目が予定されていることもあり、その後はホテルに帰って寝たが、久しぶりのスプリングパンクは最高だった。

 

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2007年1月17日 (水)

グレンフィディックをロックで

ここのところ忙しい日々が続いている。それでも、何とかスケジュールを消化しているのは、やはり三が日に寝正月を決め込んで、疲れを取ったからかもしれない。ただ、年が明けてから二週間以上経っているにも拘らず、グレンフィデックを飲んだのは一度きりである。それだけ、ゆったりとシングルモルトを楽しめる余裕がなかったということだろう。

さすがに、秘蔵のグレンフィデック・クラッシックを開ける気になるほどではないが、とりあえず、今週の後半は多少ゆとりを持って過ごせそうである。そう考えると、グレンフィデックが恋しくなる。寒い日が続いてはいるが、グレンフィデックを飲むならば、やはりロックがいい。ロックグラスにに氷を入れて、緑の三角柱のビンを手に、少し淡い琥珀の液体を注ぐ。トクン・トクン・・という音と独特の芳香が良い。そして、軽くグラスを振る。氷がウイスキーの中でぶつかって小さな音を立てる。

一口、ウイスキーを含み、舌で味わい、ゆっくりと飲み込む。心地よい刺激が、五臓六腑に染み込んでいく。ささやかな幸せを感じるひとときだ。少し解けはじめた氷がグラスのウイスキーとの間に陽炎のような模様を作り始める。水との混じりあいの中で、微かな甘味を楽しむことも出来る。

そして、音楽…。こんな夜は、キース・ジャレットのケルン・コンサートでも聴きたい。夜が更けていく。心地よい酔いを楽しみながら眠りにつこう。

 

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2006年12月 2日 (土)

寒い夜はホットでも

本当に美味しいウイスキーはストレートで……。ウイスキーとの付き合いは、いつの間にかそういうことになっている。スプリング・バンクやグレン・スコシアなどはストレートで飲みたいウイスキーだ。ただ、基本はやはりロックという感じである。

でも、寒い夜にはホット・ウイスキーも良い。けっこう、身体があったまるのだ。最近は、あまり外には飲みに出ていないのと、家にいても仕事がたまっているのとで、あまりウイスキーを飲んでいなかった。今日も、飲みに行くことを考えていたが、この一週間の疲れや寝不足のせいで、夕食の後、数時間眠ってしまった。

今から飲みに行こうと言うほどの元気はさすがにないので、今日は1人大人しく家で飲んでいよう。さすがに、12月ともなれば、夜更けの寒さは堪える。いちいち氷を出すのも冷たいので、カティー・サーク辺りでホット・ウイスキーを作ろう。カティー・サークはもともと色の薄いウイスキーだが、お湯で割ってしまえばさらに薄くなる。それでも、ブレンデッド・ウイスキーなので、シングル・モルトのような強い個性はなく、割とウイスキーに慣れていない人でも飲みやすい。

というよりも、日本で知名度の高いスコッチはほとんどブレンデッドだ。バランタイン、シーバス・リーガル、ジョニー・ウォーカー、オールド・パー、ホワイト・ホース、ティーチャーズ、ロイヤル・ハウス・ホールド、デュワーズ等等…。飲みやすいと言っても、ブランデーほどは甘くなくそれなりに癖もあって楽しい。

明日の朝も仕事が入っている。あまり飲み過ぎない程度にホット・ウイスキーを楽しもう。

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2006年10月29日 (日)

ウイスキーの飲めない日々

10日以上、じっくりとウイスキーを楽しめない毎日が続いている。仕事の忙しさに加えて、プライベートでも色々と時間を取られる出来事が続いているからである。

もちろん、家にはグレンフィデックをはじめ、スプリングバンク、グレンスコシア、ウシュクベなどのウイスキーはあるのだが、仕事の準備が深夜まで及んで翌朝も仕事だとウイスキーをゆっくり味わおう…などと言う気分にはなれないし、夜中に呼び出しがかかる可能性があるときには、車を運転する都合上、飲めない。不便なことである。

今日はもちろん、あとしばらくこの状態は続くので、残念だがウイスキーを飲めない夜はもう少し続きそうな気配である。けれども、久しぶりの一口は、琥珀色の心地よい刺激が一層豊かに口の中に広がる気がして、至福を感じる一瞬を味わえる。その日のために、どうも気分は乗らないが、たまっている仕事を再開していこう。

今晩は、また寝るのが遅くなりそうである。

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2006年10月12日 (木)

ロック・ランザを再び

グレン・フィディックと出会ってからすっかりシングル・モルト党になってしまったが、それでも、時にはブレンデッド・モルトも飲む。サントリー・リザーブやバランタインなどは、頂き物だからということもあり、しばらく飲み続けていた。日本で有名なスコッチ・ウイスキーは、カティー・サークにしろ、ホワイト・ホースにしろジョニー・ウォーカーにしろシーバス・リーガルにしろほとんどブレンデッド・モルトだが、もちろんそれほど有名ではないものもある。その中で、けっこう美味しいのがロック・ランザである。

アラン島のモルトで作られたこのウイスキーを手に取ったのは数年以上前のことになる。その鮮やかな瓶の青に惹かれて試しに買ってみたのだが、これがなかなか美味しかった。割と軽い口当たりで、あまり考えずに楽しめる。値段もそれほど高くなく、それから立て続けに数本買ったものである。

ところが、ここ数年はお目にかかっていない。最近は忙しくて、ウイスキーを探すだけの時間すらも取れないので、ついつい手近な店で買ってしまうこともその要因なのだが、あの青い箱とボトル、そして軽く楽しめる飲み心地はけっこう捨てがたい。戸棚の奥に残っていた空箱を見ながら、またの再会を願っている秋の夜のひととき…。ロックグラスの中で揺れる淡い琥珀色が、今宵の夢に出てくるかもしれない。

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2006年7月28日 (金)

スプリングバンク賛歌

スコットランドのキンタイア半島にキャンベルタウンという街がある。ノース海峡の向こうにはアイルランドがあり、アラン島の浮かぶクライド湾の向こうはサザン高地である。世界的には、あまり知る人のないこの街で作られるシングル・モルトのスコッチ・ウイスキー……。それがスプリングバンクである。

日本ではバランタインやシーバス・リーガル、ジョニー・ウォーカーほどには知られていないウイスキーだが、実はこのスコッチはなかなかの逸品である。色は少し薄めだが、封を切り、ショットグラスに注ぐと、何ともいえない甘い香りが立ち昇る。そう、ショットグラスというのは、水割りどころかロックでももったいないので、いつもストレートで楽しむからこんな書き方をしている。ただ、香りの甘さと飲み安さに騙されてはいけない。実は、このスプリングバンク、他のウイスキーと比べるとアルコール度数が高く46%もある。美味しいが、なかなか強い酒でもある。

けれども、残念なことにあまり輸出量は多くないようで、わざわざ車で一時間もかけて買いに行ってもいつもあるとは限らない。「在庫はありません。今度の入荷予定もはっきりしません」と言われたことも何度かある。それでも、日本には若干入ってくる(アメリカなどには入っていないという話も耳にしたことがある)ようで、いつもとは言えないにしろ、たまに飲み味わえる機会があることが、せめてもの幸せかもしれない。

特にうれしいことがあったとき、とても感動したとき、しっかり何かをやり遂げて充実感に浸っているとき、あるいは気心の知れた特に仲の良い連中と楽しい時間を過ごすとき……。そんなときに味わいたいシングルモルト・ウイスキーの逸品。それがスプリングバンクである。

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2006年7月27日 (木)

美味い酒と音楽と

こう毎日暑い日が続くと、身体もバテ気味になる。そんな夜は、美味しいウイスキーを少量飲んで、音楽でも楽しみたい。グレンフィデック、スプリングバンク、ウシュクベにロックランザ、そうそうグレンスコシアもある。

音楽は、コルトレーンか、少し上品にキース・ジャレットなどでも良いだろうか。

本当ならば、ライブのあるところでその音楽に合わせてウイスキーを選び、その両方のハーモニーを楽しみたいところだが、そこまでの時間はない。(金も……かな)せめて、CDでも聴きながら、ショットグラスにウイスキーを入れ、ささやかな時間を楽しもう。

今日のチョイスは……味や匂いを伝えることは出来ないので、秘密。歳を重ねた中年男のちょっと贅沢な(本当かな?)孤独を楽しむ時間である。

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2006年7月26日 (水)

ウイスキーで二日酔い

昨夜、知人と久しぶりに飲みに出かけた。一時、よくスナックや喫茶店で顔をあわせたことがあり、本を貸したりしていたこともあったが、最初から彼と二人で飲みにいったのはもしかしたら初めてかもしれない。

最初はシーバス・リーガルを飲んだが、それが空いてしまったので別の日本のウイスキーを飲んだ。最近はスコッチのシングル・モルトばかりで、あまり日本のウイスキーは飲んでいない。それは初めての銘柄だったが、ウイスキーということで気楽に飲み始めた。ブレンデッド・モルトだったので意外と飲みやすかったが、何しろ度数が50度、通常のウイスキーは40度だから、アルコール濃度が10%も高い。昨夜は楽しめたが、今日起きる時にどっとツケがきた。胃が、今ひとつ調子悪い。久しぶりの二日酔いである。

いつもウイスキーを飲むので、どんなビールや日本酒などほかのどんな飲み物よりもペースはわかっている。だから、ウイスキーだけを飲んで二日酔いになることはめったにない。が、さすがに今日は一日中胃が重かった。とりあえず、仕事に穴をあけてはいないが、もうそれほど若くもないので、身体にも気をつけてウイスキーを楽しんでいきたい。

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2006年7月 6日 (木)

美味しいお酒を飲みたい

バタバタと忙しい毎日が続いているので、ここ数日はいとしのウイスキーとの付き合いが滞っている。寝る時間が遅くなり、さらに朝早くから仕事の予定がはいっていると、どうしてもブレーキがかかり、ついつい飲む時機を逸してしまうのだ。

だが、さすがに今日は仕事も一段落した。幸い、明日は一時間ほどゆっくり出来そうな予定でもある。久しぶりにウイスキーを楽しむにはもってこいの条件が整いつつある。

飲むならば、グレンフィディックかグレンモーレンジ、あるいはキャンベルタウン・モルトのグレンスコシアかスプリングバンクでも良いかもしれない。グラスに氷を入れて、愛おしい琥珀色の液体をそそぐ。トクン・トクン・トクン…という心地良い音とシングルモルトの芳香が感性をくすぐる。

一人でも良いが、仲の良い、シングルモルトの味の分かる仲間が傍にいれば最高だ。BGMには、ジャズかシャンソン、ついでにいい女がいれば完璧、というところだろうか。

もちろん、今夜はそこまでは望まない。が、ウイスキーを味わうささやかな楽しみだけは体験できそうである。

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2006年6月21日 (水)

I LOVE グレンフィディック

 スコッチの中でも、もっとも多くの回数愛飲しているのは、スペイサイドのシングルモルト、グレンフィデックだろう。緑色の三角柱の形をしたビンに、少し薄めの琥珀色の液体が詰まっている。…もちろん、飲んでしまえばやがてはなくなってしまうが。

グレンフィデックは、そのいささか淡い色合いにもかかわらず、ストレートやロックで飲むと、ややきつめの癖がある。もちろん、シングルモルトだから、癖はあるのは当然だが、飲み慣れてくると、その癖がたまらなく愛おしい。少しグラスを回して氷と馴染ませてやると、微妙な甘味が出てくる。知る人ぞ知る…という名酒で、行きつけの店で時々会う画家や、美術館で長い間学芸員をされていた恩師も、グレンフィデックの美味さを知っていた。先日も、画家の先生と、我がグレンフィディックを楽しんだ。

我が家にも、もちろん、6本ほど封を切らずに置いてある。うち2本は、すでにスコットランドでも樽が尽きたというクラッシックである。それを未だに開けられずに残してあるところは、多少、スコッチ飲みとしては覚悟不足かもしれない。

まあ、何かいい事があったときに開けて楽しむことにしよう。

 

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I LOVE スコッチ

 行きつけの店には、いつもグレンフィディックが置いてあります。同い年のママが気を利かせて、なくなる前に補充しておいてくれるからです。だから、週に一度は顔を出す。さすがに、結婚していた一時期は回数が減ったけれど、フリーになった今は、いつの間にか週一ペースに…。値段的にも手ごろだし、味も満足なので、緑の三角・鹿のラベルのグレンフィディックを愛飲してますが、本当はスプリングバンクも好き。でも、片田舎では手に入りにくいんだよね。こないだは、飲み仲間のSちゃんにグレンモーレンジを持っていってあげましたが、一週間と持たなかったみたい。彼はいつも焼酎を飲んでたはずなのですが…。結局、美味しいスコッチだからでしょうね。

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